ゆうひ
100均で売られているキャンプグッズでキャンプがしたい
筆者ゆうひでございます。
行楽の秋ということで気温の暑さも収まってお出かけしたい季節がやってまいりました。
昨今の情勢で公共交通機関よりもマイカーなどで移動する人が多くなってきました。
車で行けてなおかつ、密にならない遊びというのは
そう キャンプです!
旅行ができて料理もできるというキャンプに再熱していまして
前回、伊豆キャンに行った大学時代の先輩を誘って行くことになりました。
しかし今回はトラブル続きの連続でしたね…(笑) あんまり心休まるときがなかったような気がします。
ということでそんな大変だった秋のキャンプの様子を楽しんでいただけたら嬉しいです。
最初から計画破綻
当初のキャンプ計画では土曜日に出発し、三連休の3日間をフルに使い、現地でゆっくりとキャンプ・観光を楽しむという計画でした。
しかし18日の土曜日は台風が直撃すると言われて、日程を日曜、月曜に延期しましたが結局、土曜日も台風直撃どころか雨もパラパラな感じで、行けたのではないか?と思えたほど拍子抜けな天候でした。
結構ゆったりめな計画から一転 タイトスケジュールになってスケジュールの引き直しをする必要が出てきました。
そして翌日の日曜日 2日間になったけど思いきり楽しもうと思っていた矢先にトラブルが起こります。
キャンプの同行者兼ドライバーの先輩がまさかの速度超過で捕まったらしく45~60分のロスタイムが発生してしまいました…
このニュースを知ったのは僕が電車に乗った時で待ち合わせ場所で2時間近く暇をつぶすはめになりました。
先輩から速度超過で捕まった後、道路渋滞に巻き込まれさらに遅延するとの連絡がきました。
やはりみんな考えることが一緒なのか…
土曜は悪天候だから日曜から出かけようとする人が多かったみたいです。
そんなこんなで先輩が待ち合わせ場所についたのはお昼過ぎで待ち合わせ時間 2時間近くオーバーしていました。
こんな時間に出ていいのだろうか?と一抹の不安がありました。
三連休の渋滞地獄
すでに2時間近くタイムロスしていて、遅れを取り戻したいところですが、待ち時間の合間にTwitterを開くと通る予定だった中央道と甲州街道が長大な渋滞をなしているという情報を得ました。
キャンプ場には日没前に到着したい…!というポリシーがあったので迂回ルートを検討しました。
迂回ルートは青梅や奥多摩を経て、最終的に塩山に向かう国道411号線ルートです。
このルートを検索すると道路が赤色になっていなかったので渋滞に巻き込まれずに山梨方面に行けるだろうと考えました。
中央道、甲州街道ルートは利用していないのでこちらを利用するとどのくらい時間がかかったのか分かりませんが
国道411号線ルートを利用して遠回りしたおかげでとんでもない時間にキャンプ場に着くことになりました。
国道411号線 塩山方面に向けて下り坂が続く
キャンプ場に間に合わない…?
ルートを決めたのでそれ通りに行けば着くはずですが肝心のキャンプ場の受付時間はどれくらいなんだ?と疑問に思いました。
調べてみると16:30の記述がありました。
ちなみにこのとき14時時点で武蔵村山にいました。
みずがき山キャンプ場は山梨県と長野県の県境付近にありますのでひっくりかえっても間に合わないという絶望感に打ちひしがれました。
ダメ元でホントに受付時間が16:30なのか電話で問い合せたところ
確かに受付時間は16:30までだけどそれ以降に来た人は翌日9:00に管理棟が開くからそこで清算してねとのことでした。
ということは16:30を過ぎても翌日の9:00にキャンプ場にいれば問題ナシなので時間を気にせずにみずがき山自然公園キャンプ場に行けることになりました。
果たして何時間オーバーでキャンプ場に着くのでしょうかね?
暗闇の道をとにかく進みまくる
東京の郊外でも信号が多いので下道で行くとそれなりに時間がかかります。
青梅を過ぎると信号が少なくなりようやくスムーズに走行できるようになりました。
東京都を出たのが16時前でした。(奥多摩を経由しているから甲州街道で行くよりも都の領地が西に長いですが)
17:30頃に塩山を通過し、国道20号・甲州街道と合流
もう既に日が落ち始めています。
甲府盆地の甲州街道は広く作られていますが甲府市街に近づいているので信号が多くなり、ちょいちょい渋滞が頻発していました。
そして完全に日が落ちて真っ暗になりました。
まだ商業施設が多い市街地の国道を走っているからいいですがこれから真っ暗な山道を走るとなるとゲンナリします。
国道から離れみずがき山に向かう山道に入りました。
真っ暗過ぎてどこ走っているのか全然分かりません。
暗すぎて心霊スポットでもなんでもない場所ですがこれ出るんじゃないか?
と身構えてしまいます。
暗闇の道を走ること30分
ようやくみずがき山自然公園キャンプ場の看板が見えました。
看板が見えたのはいいですがキャンプ場に入るためにさらに細い道に入ります。
先輩とホントにこんなとこにキャンプ場あるの? 人いるの?と不安になりましたが実際キャンプ場に着いてみるとその不安が嘘のように人がいました。
みずがき山自然公園キャンプ場の様子
キャンプ場に到着したのは20時
17:30には到着していたいと思っていましたがそれを2時間以上オーバーすることになりました。
1日目はどこにも寄らずキャンプ場に向かうだけで終了しました。
長すぎる調理時間
キャンプ場に到着し、テントを張る場所探しです。
いい所から皆 テントを張っていくので恐らく本日最後の来客であろう我々には空いているところがトイレを壁を隔てて真横のところしか空いてませんでした。
致し方ないのでテントを張り、夕食の準備です。
調理担当は私でキャンプに行く前にYoutubeでキャンプ飯動画を観て予習をしています。
今回作る料理はトマトすき焼きです。
当初はトマトが詰め放題の直売所に寄ってからここに来る予定でしたのでトマトを使った料理にしようとしていましたが結局 直接来ることになったのでトマトもスーパーで購入しました。
・玉ねぎ 1玉
・中くらいサイズのトマト
・割り下のすき焼きのたれ
・メインの牛肉
です。
玉ねぎ
持っているセラミックナイフで切れるか心配でしたが、みじん切りにすることができました。
屋外で切っても涙が出るんですね
みじん切りした玉ねぎをスキレットで炒める
カットしたトマトをスキレットに入れて炒める
しばらく炒めてトマトを味見をしてみると
「ん~イタリアンっ!」という言葉が出てきました。
玉ねぎだけを炒めると和風ですがそこにさっぱりしたトマトを加えるとイタリアン風味になりました。
玉ねぎとトマトを炒め、すき焼きのたれを投入!
そして最後に牛肉を焼いたら
トマトすき焼きの出来上がりです。
生卵を割ると完全にすき焼きです!
実食してみると完全にすき焼きでトマトが加わることでさっぱりと食べることができました。
割り下であるエバラ すき焼きのたれがいい味出していて
ご飯にちょびっとだけかけたらご飯が進む味でパスタにかけてもおいしかったので万能な調味料でした。
調理時間ですが初めて作って段取りが分からず1時間半ちかくかかってしまいました。
(ちっちゃい調理器具に火元が1つしかないから仕方がないと言い訳してみる)
すき焼きで余ったタレを用いてパスタを作ります。
時間はもうすぐ23時になるほど夜も深まっていました。
そこから茹でるのに時間がかかるパスタを作るのですから調理時間がさらに長くなりそうです。
約30分後 〆のパスタが完成しました。
やはりパスタを使うとなると時間がかかりますね
(火がないとめちゃくちゃ寒いので暖をとりながらダラダラと料理していたというのもありますが)
味はパスタにすき焼きの残りのだしがしみ込んで美味しかったです。
長い長い時間をかけてようやく料理が終わり、歯を磨いて就寝しました。
寒暖差が激しいキャンプ場の朝
昨日の夜も焚き火やガスバーナーの火で暖をとって、今日はお日様で暖かさを感じる。
この自然の恩恵を受けるというキャンプの醍醐味を感じることができました。
初日の遅れを取り戻す周辺観光
キャンプ場を後にしまして、昨日真っ暗闇だった
みずがき湖に向かって進みます。
途中に神戸と書いて(ごうど)と読む場所がある。
一瞬 神戸(こうべ)の方向はこっちだと思う人もいそうですね
みずがき山自然公園キャンプ場から10㎞弱のところにみずがき湖があります。
湖と言ってもそんなに広くなく5分もあれば車で1周できてしまうような広さです。
みずがき湖に鹿鳴大橋を収まるように撮影
ダムの堰堤の上に道路が敷設されている
塩川ダム展望台からの眺望
みずがき湖が一望できる展望台です。
鹿鳴大橋の構造が書かれていました。
建築知識0なので全く分かりませんが…(笑)
ヨッシャーの湯
湯と言っていますが、冷たい水です。
水を口に含んでみると、塩の味がしました。(海ほどしょっぱくないけどくぁの水よりはしょっぱい味でした。)
湖のほとりまで降りることができます。
訳アリトマトの詰め放題を500円で実施しているそうですが
三連休の最終日ですので他の野菜も品切れ状態になっていました。
(前日にここによるのを考慮して晩御飯はトマトすき焼きにしようと考えていました。)
それにしても眺望がすばらしいですね
標高が高いところだからこその景色です。
向こうに見えるのは八ヶ岳ですかね?
直売所で販売している野菜を使った野菜カレー
2階のレストランで食べることができます。
スープカリーなみの野菜の多さで、カレーよりも野菜が俺がメインだ!と主張するような野菜の美味しさでした!
テラス席で遠くに見える山々を見ながら食べるのは最高の気分ですわ~
歩いたほうが早いほどの帰宅渋滞
あけの農さん物直売所で野菜カレーを食べてまったりしていました。
まだ13時半でこれからもう1,2か所回れそうな気がしますが、立ち寄りたいところもないのと大幅な渋滞に巻き込まれると踏んでいるので早めに帰宅することになりました。
(僕も先輩も翌日はお仕事だったので)
行きは下道オンリーでしたが帰りは高速道路である中央道を使うことにしました。
瑞牆山の最寄りの高速道路のインターである韮崎から入り甲府市街はすいすいと移動することができました。
しかし案内表示板には勝沼から大月まで渋滞14km 70分と表示されていました。
電車で言うと勝沼から大月までは4駅で所要時間は25分ほどですがそこを70分かけて移動することになります。
だんだんと車の速度が落ちていき、渋滞の列が見えてきました。
やはり大多数の方は明日は仕事みたいでこの時間から帰って家に早めにつき明日に備えると皆さん考えているようです。
渋滞が起こった場所は勝沼までここから東京方面までずっと渋滞が続いているようでグーグルマップで交通状況を見てみると上りだけ綺麗に赤い線が入っていました。
さらに渋滞の状況を確かめるために Twitterなどで検索をかけて車の進み具合や迂回路で空いてるところなどを検索してみます。
余談ですが繁忙期のときは上野原、中央道のライブカメラを参考にしてください。
どうやら中央道の混み具合はここ最近で一番ひどいものらしくちょこちょことしか進まないみたいです。
一人なら渋滞で絶望しているところですが先輩という話し相手がいらっしゃいますのでなんとか会話をつなげながら渋滞の暇さをしのいでいました。
しかし、いくら会話で渋滞の暇を潰したとしてもやたらめったら進みません。
再びTwitter で情報検索をしてみると下道である国道20号線・甲州街道は混雑の情報がありませんでしたのでもしかして下道で行った方が早いんじゃないかと推測しました。
そして我々は上野原で中央道を降りて甲州街道で帰路につくことにしましたがこれもまた皆さん考えることは同じなようで甲州街道もひどい渋滞でした。
Twitter には情報がなかったのに!と思いましたが皆さん国道20号線や甲州街道というワードより下道というワードを使っていたので僕の明らかな検索ミスであります。
上野原から国道20号線で東へ行こうとしましたがあまりに進まなすぎて、このまま甲州街道で行くのは時間がかかりすぎると判断したので僕は次の駅の藤野駅で降りて電車で帰ることにし、車で移動してきた先輩は南の方へ行きアクアラインで千葉方面に帰ることになりました。
上野原から藤野までは電車で一駅ですがひどい渋滞でなかなか進まず、もはや歩いた方が早いのではないか?と思ってしまいました。
高速を降りて1時間前後ぐらい経ちましたでしょうかようやく藤野駅に到着しました。
駅前のロータリーには渋滞疲れで休憩しに来たのか車がちらほらと駐車していました。
我々含めてトイレ休憩を皆さんしようとしていたのですが、トイレが一気故障していたのでここでも大混雑です(笑)
僕はこの後、中央線に乗って自宅へ帰りますが先輩はこの後も渋滞に揉まれて帰宅することになります。(無事生きては帰れたそうですが)
三連休などの繁忙期は予定に余裕を持って夜に出発するとか迂回路をあらかじめリサーチしておくということをすべきだと改めて痛感しました。
予定が狂いに狂いまくりましたけどこれはこれで楽しかったのでまあ良しとしましょうか…(笑)
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