上越新幹線 全駅訪問
熊谷
東北新幹線と分岐して最初の駅
大宮~熊谷の実キロは営業キロより長いです。(東北新幹線と一部並行しているため)
上越新幹線の駅として開業しましたが現在は、12時〜15時台の上越新幹線の列車は全て通過します。上りは12時台に停車する便があるみたいです。
なので日中に新潟方面に向かう場合は北陸新幹線のあさまに乗車して
高崎で上越新幹線に乗り換える必要があります。(はくたかは全便通過)
熊谷 駅名標
駅全体
新幹線専用改札口はなく改札の外に出るには在来線改札を通らなければなりません。
本庄早稲田
周辺に早稲田大学が所有する施設があることから本庄「早稲田」と名付けられたようです。
新設された駅なので通過線と待避線の間に高架の柵があります。
山陽新幹線開業後に設置された厚狭駅と同じですね
本庄早稲田 駅名標
通過線と待避線があってさらに間に柵があるのにもかかわらず列車が通過する際に
「列車が通過します。ご注意ください。」わざわざ放送されています。
通過列車の方が多いので頻繁に通過のアナウンスが流れています。
(熊谷と同様に日中の時間帯は上越新幹線の列車が通過していきます。)
上りホーム そこそこに利用者が多かったです。
駅改札口
みどりの窓口・券売機
北口
駅の目の前に川?が流れています。
南口ロータリー
少し歩けば早稲田大学の敷地です。
面白いくらいに何も無い
前橋に新幹線駅がないので群馬県の新幹線駅の主要駅となっています。
島式ホーム2面4線と通過線が2線あり、上越新幹線の中では規模が一番大きい駅です。
上り下りそれぞれ2線ずつありますが外側の11番、14番線は北陸新幹線、内側の12番、13番は上越新幹線が使用しています。
先述していますが、日中時間帯は熊谷、本庄早稲田は上越新幹線の列車が通過してしまうのであさまに乗って高崎で乗り換える必要があります。
北陸新幹線のかがやきは全列車通過しますが、上越新幹線のときはほとんどの便が停車します。
長岡に比べると若干、通過列車が多いみたいです。
※大宮、長岡、新潟の停車パターンの列車が存在する
高崎 駅名標
高崎だるまとぐんまちゃんがお出迎え
新幹線改札口
高崎駅東口
ロータリーが特殊
高崎駅西口
JR東日本の新幹線駅ではよくみられるペストリアンデッキ型です。
上毛高原
新幹線単独駅で開業当初はここしか新幹線単独駅がありませんでした。
もちろん上越新幹線の中で一番利用者が少ない駅となっています。
水上のちょい南にあり、上越線で言うと後閑駅が最寄りとなるようです。
(キロ数は後閑のキロ数を使用しているらしい。)
2面2線で通過線がある上越新幹線スタンダードな構造で
雪対策のためにこの駅から北のすべての駅にスノーシェルターがあります。
上毛高原から長岡まではほとんどトンネル区間になります。
トンネルは何ヵ所かに分けられていますが雪害対策のためにスノーシェルターが設けられており、トンネルが連続しているように感じます。
現に上毛高原~越後湯沢はずっとトンネルで、トンネルを出たと思ったら越後湯沢に到着・通過をします。
なぜか駅名標が短い
訪問時は2023年のダイヤ改正前でしたのでギリギリE2系が運用に入っていたので10両編成はありましたが、現在ではE7系に統一されたため12両編成しか来ないようになりました。
こちらも高崎と同様に群馬県なのでぐんまちゃんも出迎えてくれます。
利用者が少ないので改札機も最小限です。
(tanigawa hanareというらしい)
結構、リアル
利用者が少なくても新幹線駅の威厳は保っています。
ロータリーなどもなくすぐ道路です。
こちらがメインの出口になります。
周辺には何もないです。
越後湯沢
北陸新幹線が金沢まで開通する前は越後湯沢でほくほく線に直通する特急はくたかに乗り換えて北陸方面へアクセスをしていました。
北陸の輸送需要は北陸新幹線に譲りましたが周辺にスキー場が点在していることもあり、冬はかなりにぎわっています。
新潟方面は浦佐とガーラ湯沢で分かれています。(ガーラ湯沢はスキーシーズンのみ)
2面4線と通過線がある高崎と同じ構造です。
越後湯沢ではたにがわの折り返しがあるので線路の本数が多いです。
※スキーシーズンではガーラ湯沢までいくたにがわもあります。
主要駅ではありますが、駅自体は開業時からリニューアルされていないような感じで古めな印象です。
新幹線とうって変わって在来線の改札口はこじんまりとしています。
湯沢高原ロープウェイの乗り場もこちらになります。
ガーラ湯沢
おまけでガーラ湯沢を紹介します。
越後湯沢~ガーラ湯沢は上越線の支線扱いになっています。
ただそんなのを気にするのはマニアくらいなので乗り場案内でも上越新幹線としています。
ただガーラ湯沢に行くためには新幹線しか手段がなく、100円の特急料金を支払わないと乗車することができません。
博多南線と同じような扱いです。
12月から5月の頭までしか営業していない臨時駅となっています。
営業されていない時期はたにがわの折り返しで使用されているみたいです。
隣の緑のラインが入ったシェルターは上越新幹線の本線です。
駅の設備としては自販機やベンチが少しあるくらいで必要最低限です。
かつてE4系もガーラ湯沢まで乗り入れていましたが併結の8両+8両の16両では入れなかったみたいですね
列車が発車する15分前からしか入場できないようになっているみたいです。
9割8分くらいスキーをしにガーラ湯沢へとやってきます。
真ん中の乗車券のみを購入する人はいるんでしょうかね
(特急券持ってるけど乗車券持っていないパターン?)
駅舎というよりスキーセンターのほうがしっくりきますね
3階にSPAガーラの湯という温泉施設があるようです。
浦佐
周辺に何もないので「なぜここに新幹線駅が?」と思われるかもしれませんが越後湯沢~長岡間で駅が設置できる条件と政治的な何かが働いて浦佐に新幹線が止まるようになったと言われています。
特急も通過していた駅みたいなので六日町や小出がブーイングしたそうです。
2面4線の駅構造です。スノーシェルターの造りが素晴らしいです。
国鉄時代が香る飲料水の文字
現在、この水道が使えるかどうかは不明
元々、主要駅ではなかったので在来線ホームもこじんまりとしています。
浦佐には閉鎖されている階段があります。
ネットでは有名ですが浦佐駅には使用されていない空間がガラス越しに見えるようになっていて不気味だ とか怖いとか言われています。
これはスキー客の団体待合室みたいでかつて浦佐スキー場というスキー場があったのでこんな広いスペースが設けられたみたいです。
浦佐スキー場が閉鎖されて必然的にこの待合室も使用されなくなり閉鎖されたようです。
浦佐スキー場は2011年に閉鎖されたみたいなのでそれ以前は使われていたということになります。
何か昭和の終わりごろから使われなくなったと思ってたら割と最近まで使われたんですね…
閉鎖されていない一般コンコース
利用客数が少ない上毛高原と同じく自動改札機は2台しかありません。
在来線に面しています。
長岡
ほくほく線が開通する前は長岡が北陸のアクセスの要衝となっていたので開業当時から十数年間は上越新幹線にとってなくてはならない駅でした。
そんな主要駅の長岡ですが通過列車が存在します。
通過するのは東京を出ると停車駅が大宮、新潟の最速達便の
下りとき311号と上りとき312号になります。
定期列車は1往復しか通過しませんが通過線がある2面4線の構造になっています。
回送列車や検診車を除くと真ん中の通過線は1日1回しか使わないということになります。
本線より副本線がメインの世にも珍しいパターンのもったいなインフラです。
下りホーム
線路的には相対式ホームとなっていますが、実際は島式ホームでもう一本線路が敷くことができるようになっています。
こちらは羽越新幹線計画の名残で北陸方面から来た羽越新幹線の合流駅となるのでこのように拡張できるような構造にしたと考えられます。
越後湯沢方面 しっかりとスペースが確保されていることが分かります。
こちらは相対式ホームになっていますが、若干スペースがあります。
駅を改良すれば島式ホームにできそうな感じです。
新幹線専用改札口と在来線乗り換え改札口の2種類があります。
郡山や福島と景色が似ていますね
燕三条
長岡と新潟の新潟二大都市に囲まれていてあまり目立たないですが、
燕三条は駅前が発展していて都会的でした。
26本中23本が燕三条に停車するのでたにがわを除く越後湯沢よりも停車本数(22本)が多いことになります。
下りホームから燕口を望む
近くには北陸自動車道が通っており、イメージよりはるかに都会でした。
駅名ですが燕市と三条市が揉めて折衷案として燕三条になったみたいです。
駅付近にあるIC名は三条燕ICと駅名とは配置が逆になっています。
(両市の配慮したため)
上りホームの13番乗り場は臨時ホームなので定期列車での運用はないみたいです。
上りホームから長岡方面を望む
臨時ホームの13番線乗り場
改札外には包丁などの金属加工品が展示されていて非常に面白いです。
展示の仕方が良いのかめちゃくちゃ惹かれます。
弥彦線に乗り換えることができますが乗り場まで少々離れています。
1面1線ですがもう一本線路が敷くことができるスペースがあります。
上越新幹線開業に合わせて弥彦線にも駅が設置されました。
ちょうど市境に位置しているため北側を燕口、南側を三条口としています。
新潟
上越新幹線の終着駅
2面4線の駅構造で11番線は車両基地方面右側は一般の乗降ホームで、左側は酒田・秋田方面に向かう特急いなほとの対面乗り換えのためのホームがありドアが両側に開きます。
新潟駅の新幹線ホームはE4系が併結運転していたこともあり、16両まで対応していますが乗り換えホームはE7系しか残らないことを想定して12両分の長さしかありません。
両ホームとも島式ホームです。(いなほ乗り換え専用ホームもありますが)
MAXが併結運転していた名残でホームの長さは16両まで対応しています。
現在は12両編成のE7系しか運用に入らなくなってしまったので
この長いホームも無用の長物になっています。
線路の先は新潟新幹線車両センターがあり、新潟駅から5.1㎞離れた場所に位置しています。
この線路を活用して新潟空港のアクセス線にできないのか?という案も出ているみたいですが中々構想の粋を出ないようです。
改札口は東西で2ヶ所設置されています。
南口
南口駅前広場
昭和の香りをプンプンと匂わせる(昭和を生きていませんが)バスターミナル
こちらも残念ながら新ターミナルが完成したらお役ごめんになるみたいです。
上越新幹線全駅訪問してきました。
JR東日本の新幹線駅の中(フル規格)で一番見ごたえがあったので駅数の割には
濃い駅訪問となりました。
国鉄時代に建てられただけあって色々とロマンを感じる部分が多かったです。
これに続いて山陽新幹線とか九州新幹線の駅訪問もできたら良いなと思います。
新幹線乗り放題きっぷじゃないと新幹線駅訪問は高いんですよねぇ
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