こんにちは!
筆者ゆうひでございます!
松江・出雲tabiwaぐるりんパスという切符があります。
この切符は島根の中心部と鳥取の米子周辺を周遊できる切符となっていて
なんと! この切符はJRや指定のバスに乗り放題な上、有名観光地の入場料も無料となる島根観光で天下無双できる大盤振る舞いな切符なのです!
この記事ではその松江・出雲tabiwaぐるりんパスがどれほどお得なのかを紹介していきたいと思います
松江・出雲tabiwaぐるりんパスとは?
概要は上記の通りで
tabiwa限定のチケットで紙の切符では発売はされていません。
.値段は大人一人当たり5,150円で連続2日間有効です。
なので1日あたり2,575円でフリーエリアのJR・バス路線に乗られることや
観光地の入場料が無料になるので山陰においては18きっぷよりもコストパフォーマンスが高い切符ですね。
人数制限の縛りを行っておらず1名でも利用することが可能です。
無料となる対象施設は下記のとおりです。
足立美術館を除くと松江に入場料無料となる観光施設が固まっています。
これらは普通に入場すると高いところばかりなので、入場料だけでも元は簡単にとることができます。
松江・出雲tabiwaぐるりんパスは特急課金できる
松江・出雲tabiwaぐるりんパスは特急券を追加で購入すれば特急列車に乗車することができます。
米子~出雲市は普通列車の本数より特急列車の本数の方が多いので。ちょっとした移動でも大きな移動でも特急を活用することがこのチケットではできます。
(山陰特急のまつかぜやおきの7、8分後にやくもが来るダイヤとかがあるので割と利便性が高いです。)
松江・出雲ミニぐるりんパスで無料になる場所
続いて無料になる施設について実際利用してみての紹介をしていきたいと思います。
松江城
松江駅から松江城までは歩いて行けなくはないですが若干離れています。
松江市内なら路線バスや周遊バスを利用することができます。
大きな荷物を持っていても大丈夫です。
松江城は島根県庁のお隣にあります。
松江城天守閣入口
松江城の入城料は大人680円です。これが無料になるのでなんの迷いもなく入城します。
高台から見た景色 松江の街を一望できます。
こちらが国宝の松江城です。天守閣はお金を払わないと見れないので切符の効力を早くも実感しました。
松江城は国内に12ある現存天守閣のひとつであり、その12の中で5城しかない「国宝」と指定されている城の一つでもあります。
天守閣からの眺望(北側)
天守閣からの眺望(南側)
堀川めぐり
松江城のお堀をぐるっと周遊する堀川遊覧船に乗船します。
こちらも松江・出雲ミニぐるりんパスで乗船ができてしまいます。
堀川めぐりとしまねっこの顔はめパネルです。
堀川遊覧船の値段は大人個人で1500円※
これに乗るだけで松江・出雲ミニぐるりんパスの約1/3弱ほど元をとることができます。
※2021年当時の値段 現在は1,600円となっています。
チケットの特典でなければおそらく乗ることはなかったので貴重な体験ができそうです。
受付を済ませていよいよ乗船
屋形船がお出迎えしてくれました。
冬限定で船にこたつがあります。
豆炭を使ったものらしいです。
まったりしながら堀川めぐりができそうです。
乗船場を出発 はじめは私、筆者ゆうひと船頭さんの1対1でした。
客は私だけなんで「前のほうに行きな!」と言われ堂々と前に座りました。
堀自体は幅がせまく、船が1隻通れるくらいです。
千堂さん曰く、元々こんな狭かったわけではなく広々とした堀だったらしく
埋め立てによって狭くなったみたいです。
屋根付きの船ですが、途中 橋の高さがめちゃくちゃ低い場所が4か所あり、
そこを通るためには屋根を折りたたんで進んでいきます。
顔をこたつのあるテーブルにつけないと頭をぶつけるくらい屋根が下がります。
船頭さんの粋な計らいで屋根が下がるときに「頭が高い!首を垂れいぃ!」と掛け声をさせてくれます笑
松江城は国宝でありながら石垣が1周なく3割ほどしか城の周りを囲っていないらしいです。
その代わりとして鬱蒼とした木々が松江城を取り囲んでいます、
乗船場は3か所あり、乗船場ごとに降りて観光するのも良し、そのまま一周するのも良しといった感じです。
松江・出雲tabiwaぐるりんパスを持っているとあまり関係ないですが、チケットは当日であれば何度も乗り降りができるみたいなのでゆっくりと観光しながら移動の足に遊覧船を使うってのもよさそうですね。
切符は2日間有効なのでこの堀川めぐりも2日間乗船することができると思います。通常だと値段は1600円×2で3,200円になります。
(そんな使い方をした人はいるのだろうか)
1時間弱は乗っていました。
なかなかこういうガッツリとした観光なことやらないので新鮮で楽しかったです。
足立美術館
足立美術館は島根の有名な美術館です。
この美術館 入館料がべらぼうに高く大人で2,300円かかります。
こちらの美術館も切符を持っていると入場料無料になります。
5,150円のうち2,300円半分近く元がとれてしまうので
松江・出雲tabiwaぐるりんパスを購入したのなら必ず行っておきたい場所です。
足立美術館の最寄り駅は島根県の東端の安来駅です。
安来駅から無料シャトルバスに乗り込みます。
こちらはチケットをもっていようといまいと無料です。
安来駅から20分で足立美術館に到着
足立美術館の創設者 足立全康氏の銅像です。
足立美術館 自慢の日本庭園です。
イメージ的にはだだっ広い庭園を歩いて回れると思ったのですが、
庭園内は歩くことはできず館内から見るだけになります。
足立美術館は庭園の撮影はOKですが、そのほかの展示品は撮影禁止なので
展示品を見てみたい方は実際に足を運んで観に行ってください。
訪問した時はちょうど大雪が降った後だったので冬の庭園の景色を見ることができました。
訪れる季節によって庭園の印象が異なるみたいなのでそれがこの美術館を何度もリピートさせる要因にもなっているようです。
交通機関や入場料が無料ではないけど行ける場所
次に松江・出雲tabiwaぐるりんパスで現地までの移動や入場料無料といった特典はないけど少し足を伸ばせば行ける場所を紹介します。
玉造温泉
玉造温泉は松江と出雲の合間にある温泉街です。
松江からバスは松江・出雲tabiwaぐるりんパスで行くことができますが、玉造温泉からのバスでは松江・出雲tabiwaぐるりんパスではバスはフリーエリアの範囲外です。
玉造温泉駅から玉造温泉街まで1.6kmあります。
歩いて行ける距離なので歩いて行きます。
湯薬師広場たらい湯
玉造温泉の街並み
玉造温泉の足湯 岩の向こう側は川です。
米子・皆生温泉
鳥取第2の規模の街である米子は松江・出雲tabiwaぐるりんパスの東端になります。
米子城跡に来ました。駅から少々離れています。
城跡の頂上に登ると米子市を一望できます。 反対側は中海も望むことができます。
山陰屈指の名湯の皆生温泉です。 米子駅からバスで300円です。
皆生温泉のビーチ
皆生海浜公園内にある足湯
松江・出雲tabiwaぐるりんパスとは全く関係ないですが
鳥取のご当地スーパーまるごうで白バラ牛乳シリーズを購入しました。
https://www.yuyusora.com/%e3%80%903%e6%97%a5%e9%96%93%e3%83%bb1800%e5%86%86%e3%81%a7%e4%b9%97%e3%82%8a%e6%94%be%e9%a1%8c%e2%81%89%e3%80%91%e9%b3%a5%e5%8f%96%e8%a6%b3%e5%85%89%e3%81%ae%e7%a7%bb%e5%8b%95%e6%89%8b%e6%ae%b5/
また島根に行かずに鳥取県内のみで旅行を済ます場合は鳥取県内のほとんどのバス路線が乗り放題の鳥取藩乗放題手形や
同じくtabiwaから発売されている
鳥取藩乗放題手形+鳥取県内のJRに乗り放題の鳥鐵旅ノススメパスがおススメです。
石見銀山
松江・出雲tabiwaくるりんバスで行ける一番西の駅は大田市になります。
チケットの効力をあまり発揮できませんが一応、多少の追加料金を支払えば石見銀山に行くこともできます。
米子から大田市までの運賃は1,690円で特急券を追加で購入すると自由席で1,200円になります。
大田市から石見銀山の街並みがある最寄りのバス停まで片道680円となります。
ただし出雲市~大田市は特急やくもが走っていませんので特急や普通列車の本数が少なくて
大田市駅まで行きづらいのと現地で入場料などの特典はありませんので予め注意してください。
2日間十分お得に周遊できる切符です!
松江・出雲tabiwaぐるりんパスの魅力はは有効期限が2日間もあるので米子や島根を堪能するのに十分な日数があります。
そして有名な観光地は入場料無料なので旅費の大幅な節約にこの切符は貢献してくれます。実際切符代以外に使ったのが宿代と食費くらいでした。
鳥取西部・松江・出雲の心強い旅のお供になってくれそうです。
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