現在 起点の渋谷は副都心線、終点の横浜はみなとみらい線と直通しているため両端ともに別会社が乗り入れています。
かつては渋谷と桜木町を結んでいた路線で渋谷は副都心線との相互直通運転をする前は頭端式のザ・ターミナルな駅でした。
今回はその旧渋谷駅から代官山駅まで地上時代の痕跡が残っているのでそれを散策してみました。
Youtubeに地上時代の前面展望の動画がありましたのでこちらを見比べながら今回の記事を読んでもらえると幸いです。
渋谷駅地上時代の前面展望
(※kamepo様の動画の埋め込み)
東横線の旧渋谷駅があったのはJRの駅から南東に位置した場所です。
かつてここに鉄路があったことを示すレールのモニュメントがあります。
でも今はただの広場みたいになっていてかつてのターミナル駅のような面影はほとんどありません。
旧渋谷駅がどんな感じだったかは調べてみると分かります。
かまぼこ型のドーム状の屋根が特徴的だった旧渋谷駅のホーム
現在もかまぼこ型のドーム状の屋根は健在です。
発着番線を物語るTRACK NO1
同じく2番線、3番線も同じような表記がなされています。
ここら辺はかつてはホームなのかホームじゃないのかよく分かりませんが、何軒か店が立ち並んでいますので電車が走っていたことが想像つかないぐらい変わり果てていました。
旧渋谷駅のあったビルを抜けるとすぐに高架橋が途切れてしまいました。
高架橋は全て残っているわけではなくほとんど取り壊されていますのでここから先は遊歩道で下から上を見上げるような形で遺構を散策して行きます
渋谷リバーストリートという遊歩道を歩いて行きます。
高架橋がちらほらと現存されています。高架橋の下には 植生がされておりと視力かのスペースとして活用されていました。
かつてはこの写真のように道路と交差していた東横線ですが道路に架かる橋は全て撤去されており面影は残っていません。
この橋は両端部分の支柱が残されていました。
60と書いてある数字は渋谷駅からの柱の数をナンバリングしているみたいです。
先ほどの写真の道路を渡ったところ
こちらも緑化が進んでいました。
奥にあるビルから代官山の方面に向けて大きくカーブをしていく線形になっていました。
大きくカーブするとJRとの交差点です。
この上に鉄橋がありJRの路線をまたいでいました。
かつてここに立派なトラス橋があり、 JR と東横線の迫力的な交差が見れたのですが今やその8すらもなくなりただの街中の風景となりました。
JRとの交差点を抜けるとログロードというおしゃれな店が立ち並ぶ遊歩道に出ます。
ここも廃線後のスペースを利用して建てられた施設です。
代官山らしいオシャンティなカフェが立ち並んでいます。
画像右側で東横線は地下から地上に出ます。
ログロードを抜けると代官山駅に到着します。
代官山駅自体は渋谷駅地上時代とあまり変わりませんが駅ホームの中間辺りで多少勾配が下がるように工事がされているようです。
東急東横線の 渋谷~代官山の旧線を散策してきました。
他にも気になる旧線だったところがあればご紹介していきたいなと思っています。
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