六合の快活クラブで夜を明かして金谷に向かい大井川鐵道に乗車します。
金谷駅にて 岐阜行きの各駅停車で静岡区間ではレアなクロスシート車での運行です。
大井川鐵道の金谷駅 朝の時間だったため駅員は不在でした。
元近鉄車が普通列車として使われています。
列車の内装
金谷~千頭は大井川本線で電車による運行をしていますが大井川に沿って線路が敷かれているために線形はあまりよくなく電車のスピードもゆったりしています。
大井川本線の終着駅の千頭駅に到着しました。
ここからは井川線周遊きっぷを使って散策することにします。
井川線の列車と寸又峡線・閑蔵線のバス路線が乗り降り自由となります。
千頭から井川線に乗らずに先に寸又峡へと向かいます。
寸又峡温泉行きのバスまでまだ時間があるので散策することにしました。
井川線のトロッコ列車が停車中
道の駅 奥大井音戯の郷前の井川線で使用されたトロッコが展示されています。
寸又峡温泉行きのバスに乗車します。(指が映ってすみません)
寸又峡温泉までの道はとても狭くバスだと通るのがやっとでした。
途中の景色 もうすでに絶景です。
千頭からくねくねした道を走ること40分ほど
寸又峡温泉に到着しました。 千頭森林鉄道の車両が展示されています。
秘境の温泉街って感じで非常に風情がありますね
鹿威しが至る所にあります
寸又峡への入口です。
このかもしかのモニュメントですが画像検索したときと雰囲気が違うなぁと感じていましたが塗り直しがあったそうです。
以前はカモシカの塗料が剥げて怖い印象でしたが塗り直しで愛嬌がある感じとなりました。
公衆トイレも最新でとてもきれいでした。
ここから先は車両通行禁止なので徒歩移動となります。
遊歩道を歩くとこのように辺りは山しか見えません。吊り橋が見えます。
天子のトンネル 冷たい風がふぶいています。
夢の吊橋に到着しました。
吊橋を渡ってみました。 風が強かったのでかなり揺れました。
揺れまくるので手すり?につかまりながら渡り切りました。
11人以上の通行はできない
吊橋を渡ると急な階段を上ります。
体力はない人は飛龍橋を経由して階段を下って吊橋を渡る方がいいと思いました。
尾崎坂展望台
ここでも千頭森林鉄道の車両が展示されています。
飛龍橋
飛龍橋付近の分岐点
左にいくと林道と登山道ですが落石が多くて登山者以外は通行禁止となっています。
温泉街に戻ってきて美女づくりの湯に入浴します。
400円で露天風呂が入れます。
1人だけで貸し切り状態なのでのびのびと入浴することができました。
バスで千頭駅に戻ってSL資料館を少しだけ見学
いよいよ井川線に乗車します。客車はとても低く乗るときに注意しないと頭をぶつけそうです。
井川線からはトロッコ列車の運転になります。
急カーブが多々あるのでかなりゆっくり走行します。
千頭から奥泉までバスで10分で行けるのですが列車だと30分かかります。
地元客はほぼいないため井川線は観光客向けの路線なのでのんびりと大井川の良い景色を見ながら進んでいきます。
列車からの景色 窓が開けられるので景色がより良く見えます。
アプトいちしろ駅にて 電気機関車を連結して日本一の急勾配90‰を登ります。
急勾配を登る列車からの車窓
長島ダム かつて川根市城(アプトいちしろ)~川根長島(接岨峡温泉)の旧線はこのダムに沈んでしまい現在の新線が使われるようになりました。
接岨峡温泉駅にて
接阻峡温泉駅から歩いて40分ほど 奥大井湖上駅に到着しました。
レインボーブリッジから大井川を望む
奥大井湖上駅からの景色 絶景です!(また指が映ってごめんなさい)
奥大井湖上駅から再び列車に乗りました。終点の井川まで向かいます。
大井川鉄道 秘境駅の尾盛駅
列車以外では到達不可能な駅で周りには民家すらありません。
なぜこんなところに駅を作ったのか疑問に思いましたが車内放送でダム建設関係で周辺に宿舎や小学校があったそうで駅としては機能していたみたいです。
尾盛を過ぎると関の沢橋梁を渡ります。 川底から70mもあり日本一の高さを誇ります。
徐行運転をしてくれるのでじっくり見ることができます。
閑蔵~井川は距離が5㎞ありまして井川線のトロッコ列車では井川まで20分かかります。
閑蔵までは路線バスも運行されているので往復するときは路線バスを使うのも1つの手ですね。
(終バスは早いですけど)
終点の井川駅に到着しました。 ここまで乗りとおしたのは私含めて3人でした。
井川駅に進入するとき大きく左に曲がります。
写真のようにまだまっすぐ線路は延びています。
井川から先の路線は遊歩道として整備されています。
元々現在の井川駅よりも先に井川駅を作る予定でその井川よりももっと路線を延ばそうとしましたが結局これより先の区間が旅客営業されることはありませんでした。
(貨物は少し先の堂平まで行っていた)
大井川鐵道を完乗したので帰ります。
帰りはバスを乗り継いで静岡駅まで戻ることにしました。
井川駅から途中の横沢まで自主運行バスが本数は極めて少ないですが運行しています。
定員は9名で定員オーバーしたら乗れないとウェブサイトに記述していて不安になっていましたが
平日ということもあり乗客は私1人しかいませんでした。
横沢まで車が1台やっと通れる山道をくねくねと1時間ほど走ります。
値段は700円です。
横沢で静鉄のバスに乗り換えて静岡駅へと向かいます。
静岡直通便だと値段は1150円です。
SuicaやPasmoなどのICカードも使えるので便利です。
1時間ほどで静岡駅に到着しました。大井川鐵道で戻るよりも大幅(具体的に)な時間短縮になりましたので大井川鐵道を乗る際は検討してみてください。
静岡から小田原はギリギリ100㎞に満たずと学割が適用されないので切符の区間を100㎞以上である国府津に伸ばして学割乗車券を購入しました。
普通列車でとぼとぼ帰りました。
訪問日
2019/04/15
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