最長片道切符の旅 第22夜(岡山→米子→出雲市→益田、一畑電車、出雲大社、松江フォーゲルパーク)

旅行

実況

第3部終了から1週間が経ち、
最長片道切符の旅をスタートしてから1ヶ月以上が経ちました。

この第4部で山陰・九州と周って切符の目的地である肥前山口を目指します。

当初は寝台特急のサンライズ出雲で出雲市に向かう予定でしたが第7夜にて
新津のみどりの窓口で10時に予約をしようとしたら満席だったということで
仕方なく新幹線と特急を使っていくこととなりました。
(新幹線&特急のほうが料金は安い)

今回も安定のEX予約のe特急券を購入しました。

東京21:23発の新大阪行き最終のぞみに乗って新大阪で姫路行きの最終新快速に乗り換えて姫路まで向かいます。
姫路の到着は1:08です。

最終姫路行きに乗って姫路の快活クラブで寝泊まりし西に向かったのが
今回含めて3回目なのですが仮眠の時間がほとんどないために
体力をごっそりと削られるのでなるべくやりたくない手段でした… 
そしてこの行動が後に筆者ゆうひの身体に悲鳴をあげることとなります。

快活クラブの料金を少しでも安く済ませようとした結果1時間ちょっとしか仮眠ができませんでした。
列車の時間までまだありましたが早めに出発しました。

乗る予定だったサンライズが姫路を発車しました。7分ほど遅れていました。
どんなに頑張っても通常ではサンライズ出雲を追い抜かすことはできません。
筆者ゆうひのこれから乗るやくも1号はサンライズ出雲が到着した12分後に出雲市に到着します。

相生で新幹線に乗ります。相生から新幹線に乗ることによって、岡山で乗り換える
特急やくもに乗継割引が適用されるので岡山から乗るよりも安くなります。

※2023年4月で岡山乗り換えの乗継割引が廃止になったのでこの方法もできなくなるのが悲しいですね

新幹線は相生~岡山の長い区間を15分ほどで走破しあっという間に岡山です。
新幹線から特急やくもの乗り換え時間はわずか3分なのでダッシュで在来線ホームに向かいます。

しかし

遅延が発生していました。

姫路で見送ったはずのサンライズもまだ岡山に到着していないようでそれに伴って普通列車も遅れていました。

やくもが入線しました。 定刻より9分遅れで発車しました。

自由席は2両で岡山で多くの人が並んでおり座ることができませんでしたが備中高梁で座ることができました。
筆者ゆうひの座っていた前の座席が1人掛け座席でゆうゆうと足を伸ばすことができました。

新見を過ぎて備中神代を通過してようやく切符のルートに戻ってこれました。
新見を過ぎると単線区間でカーブも多いので立つのも
おぼつかなくなるほど大きく揺れます。

振り子車両の381系を使っている理由がよく分かりました。
単線区間なので行き違いのときに反対側の列車が長めに待ってくれてダイヤが回復すると思っていましたが前を走っているサンライズが遅れているので行き違いの列車も遅れて発車することになり結果的に遅延がどんどん大きくなっていきました。

終着 出雲市にて

出雲市駅にあった旧大社駅のジオラマです。駅後は今回訪問できませんでしたが今度来たときに来ようと思っています。

出雲市駅ナカにヤマトノミコト?のモニュメントがありました。

島根県のセブンチャレンジで購入した山陰限定の白バラコーヒーとハッシュドポテト
この白バラコーヒーが後に大変なことになるとはこの時は知りませんでした。


一畑電車に乗ります。松江フォーゲルパークにも立ち寄りたかったので一畑電車フォーゲル&フリーチケットを購入しました。

一畑電車の1日乗車券とフォーゲルパークの入園券引換券がついて2200円です。

1日乗車券、フォーゲルパークの入園券どちらも1500円ほどするのでフォーゲルパークに行きたい人は買っといて損はありません!

一畑電車の車両 JR西の単色車両とは違いオシャレなオレンジラインカラーがはいっていてカッコいい

川跡(かわと)駅にて この駅で大社線に乗り換える

出雲大社駅に到着し出雲大社の入口へは北に向かって5~10分ほどです。
もうすでに古き良い風情があっていい感じでした。

出雲大社入口

こういう道 好きです

見ると落ち着く池です。

おっとここにもうさぎが! 出雲大社にはうさぎの石像がそこらにたくさんあります。

海の神様よ! 怒りを鎮めたもへ! みたいな感じのこと言ってそうな像
※詳細は分かりません

出雲大社本宮

謎の馬と牛の像

鳥取駅前でも観た因幡の白兎像 こちらはかなり大きい

一列に並ぶうさぎ像 かわいい

出雲大社を一通り見た後
出雲大社入口に近い 田中屋のそば屋で出雲そばと出雲ぜんざいを食べようと思っていました。
中に入るのにかなり待つお店で順番待ちの紙に名前を記入して待っていましたが
30分以上経ってようやく次に自分の名前が呼ばれるくらいまで待ちましたが
電車の時間があるので諦めて紙に斜線を引いて店を後にしました。

そばはいいからぜんざいだけ食べたい!という欲求のなか出雲大社入口の
ほぼ正面に位置する御縁横丁でぜんざいを食べることにしました。

20分で食べられますか?そう聞いたら余裕で食べられるよと返してくれました。
実際余裕でした(笑)

御縁横丁の出雲ぜんざい 600円です。

出雲ぜんざいを食べ終わった後 駅に向かい出雲大社を後にします。
今度は出雲市駅からレンタサイクルでも借りて行こうかなと思っています。

昔の一畑電車で使われていた古い車両が出雲大社駅で展示されていました。

大社線に乗って川跡に戻って来たときに事件はおきました。

車内から出ようとトートバックを持ったら床に薄茶色い液体がこぼれていました。

原因は飲みかけの白バラコーヒーをトートバックの中に入れて倒さない様に注意を払っていましたが
油断したのかバックを床に置いてそのまま横に倒してしまったので中に入っていたコーヒーが漏れていたのです。

乗り換え時間がなかったのでこぼれた液体はそのまま放置してしまいました…
一畑電車さんごめんなさい…

松江しんじ湖温泉行きの電車に乗り換えて恐る恐るバックの中身を覗いたらバックに入っていたものほとんどが濡れていました。しかもコーヒー臭い…

一個ずつ物を取り出してみると
最長片道切符はクリアファイルに入れているのでほぼ無傷だったのですが
パソコン、時刻表などがずぶ濡れで大惨事でした。

とりあえず大きめのビニール袋を持っていたのでそん中に物を入れてコーヒーまみれのトートバッグに入れることにより応急処置を行いました。

宍道湖の北側を走行する

終着の松江しんじ湖温泉

折り返して出雲市方面に再び向かいます。

松江フォーゲルパークに到着しました。
次の電車の約40分ざっと園内を見ていきます!

入口を抜けるとたくさんの花がありました。

フォーゲルパークは全天候型で雨や雪の日でも花や鳥を見ることができます。

順路に沿って移動するとまずくにびき展望台に行くための動く歩道を登ります。

長さは140mあり途中 クジャクなどの動物も見ることができるので飽きずに
くにびき展望台に行くことができます。

くにびき展望台からの眺望です。

宍道湖を見渡すことができます。

訪問した日は曇りで遠くは見えませんでしたが晴れていたらもっと宍道湖が澄んで見えると思います。

続いてウォーターフォールエイビリアリーという水鳥が見れるエリアにやってきました。

このエリアにいる鳥は放し飼いになっています。

カオジロガン なぜこいつだけ隔離されているのだろう?

フラミンゴやペリカンもいました。 1匹だけですがやっぱ目立っていますね

トロピカルエイビリアリーに来ました。
ここは亜熱帯を模したエリアであり入った瞬間もわっと熱気が来ました。

ハゲトキ ハゲタカがいるのは知ってたけどトキにもハゲがいたんですね

フォーゲルパークを代表する鳥のオニオオハシですね こういう鳥をオオハシって言うんですね

フォーゲルパークにもうさぎがいました!大久野島にいたうさぎと同じくらいリラックスしてますね(笑)

ペンギンコーナーです。

水鳥池です。 様々な種類の水鳥が泳いでいます。エサをやることができます

フォーゲル牧場です。 ヤギやヒツジなどがいました。

フクロウ 神秘的な鳥ですね

さて40分でフォーゲルパークを一通り見終えて出雲市に戻ります。

出雲市 わずか3分の乗り換えで快速アクアライナー益田行きに乗り換えます。

このアクアライナーは高性能な気動車を使っているのでスピードが出せて特急と遜色ないと乗ってて思いました。

後藤総合車両所の出雲支所です。やくもで充当されてる381系が多めでした。

大田市でアクアライナーを撮影

さてこのままアクアライナーで益田まで行くのかというとそうでもなく
途中の温泉津(ゆのつ)で下車しました。

地名の通り温泉街なのですが駅から温泉街までは離れており20分弱くらい歩きます。

港に沈む夕日がとても綺麗

人がほとんどいないので静かで波の音とのどかな景色に風情を感じます。

 

薬師湯という温泉に立ち寄りました。

100%源泉かけ流し湯らしいので入ってみると、お湯は熱くしょっぱい味がしました。このしょっぱさが効能なのかもしれません。

シャンプーや石鹸がないので湯シャンで済ませました。

お風呂に入った後は2階の休憩スペースでリラックスしました。

田舎の夜の駅はどこか不安を感じてしまいますが趣があります。

そして時間通りに列車が来ると安心します。 真っ暗な中 西へ進みます。

本日の目的地の益田に到着しました。 途中の浜田もそうだったのですが
有人改札が終了しているため改札業務は無人駅と同様に運転士が行います。
下車印が捺印されないのは残念です。

本日の宿は益田駅から5分ちょっとのところにある瑞穂イン石見益田です。
通常の部屋とカプセルタイプの部屋がありカプセルタイプの部屋を選択しました。

カプセルタイプと言ってもカプセルホテルの部屋みたいに上下2段ずつの狭い入口ではなくちゃんと一個ずつ部屋があります。ドアはジャバラ式なので音を出すと周りに聞こえます。

このカプセルタイプの部屋は1泊4000円で朝食もついているのでお得に宿泊することができるので益田の宿に困った際は泊まってみてください。

行程

費用

品物 値段
新幹線 特急券 4820円
快活クラブ 956円
スーパー 179円
新幹線 特急券 970円
やくも 特急券 1190円
キャンドゥ 108円
セブン 913円
一畑電車フォーゲルフリーチケット 2200円
出雲ぜんざい 600円
銭湯 450円
瑞穂イン岩見益田 3900円
22日目 計 16,286円(累計 256,777円)

行程・費用は2019年3月当時のものです。

データ

切符進捗: 備中神代→米子→出雲市→益田 263.9km
9337.8km/10725.2km 87.0%

累計費用:256,777円

第23夜に続く
訪問日
2019/03/26

 

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