那須リベンジ バスフリーパスで巡る (那須岳、那須湯本)ロープウェーで那須岳を登山!

お出かけ

残り一回となった青春18きっぷを使うべく前回の那須観光で行けなかった那須岳や那須湯本といった那須でも山間の方を中心に今回は観光しようと思います。

 

前回の記事

【那須観光周遊バス】きゅーびー号で那須を観光する 南ヶ丘牧場、那須りんどう湖LIKE VIEW
関東の観光地の1つに那須高原があります。那須高原は一般的には自動車での移動がメインになりますが免許の持っていない人は車を運転できないのはもちろん一人旅の人だと車を借りるとなるとお金が高くつきますよね車を使わなくても効率的に那須を観光したいと...

黒磯駅から少し離れたところに関東バスの窓口があります。(奥にある小さい小屋みたいなところ)

2600円で那須塩原フリーパス券を購入しました。
地方のバスのフリーパスなのでお高いですね… 栃木県のバスは運賃が高くてなおかつPASMOなどのICカードも整備されていないところが多いみたいです。

 

でも1人で観光するんだったらバスのフリーパスを購入した方が安上がりです。

黒磯駅にあったペーパークラフトの列車たち

バスに乗車します。 黒磯駅から那須ロープウェイ山麓まで1時間かかります。

 

距離は23kmと遠いのもありますが途中の那須湯本と大丸温泉のバス停で列車みたく7分ほど停車します。(トイレ休憩なのかもしれない)

つづら折りをバスが豪快に登ります。

恋人の聖地こと那須展望台 バスがサービスで少しだけ停車してくれました。

那須ロープウェイ山麓駅に到着
山をかなり登ったので降りた瞬間ひんやりしました。

 

フリーパスを提示すると大人往復分の値段が1割引(1620円)になります。

4分で頂上駅まで昇ります。
このロープウェイのゴンドラは車掌を含む111名が乗車することができ関東最大のゴンドラだそうです。
訪問日はド平日だったので広いスペースを持て余して広々と往復することができました。


頂上駅からの展望

 

乗客を見てみると登山の装備を万端にしている人ばかりで半袖七分丈ズボンの僕は浮いていましたね(笑)

 

ここから山頂に向かって登山開始!
山頂までは1kmほどですが登山の1kmは途方もない距離です。

舗装されていない急勾配の道を進んでいきます。

途中経過 奥に見えるのは噴火口方面に続く道

先の見えない道をひたすら進んでいきます。
途中 山頂から来たであろうおじちゃんたちに山頂はどのくらいですか?と訪ねたところあと30分ぐらい と返事がきました。

 

まだ30分も登るのか…と軽く絶望しながら岩の多い道を進みます。

わりかし体力があってささっと登った結果ロープウェイの駅から30分で茶臼岳の山頂に到着



景色は雲に覆われていて眺めは良いとは言えませんが山頂ならではの荘厳な雰囲気を感じました。
頂上にそびえ立つ那須岳神社があります。

 

来た道を下っていきます。
下りは上り以上に注意しなければなりません。

 

下り途中で雲が晴れて景色がよく見えるようになりました。

 

上り以上に時間をかけてロープウェイ頂上駅に戻ってきました。
悪路を歩いたため足はもうガタガタです。

 

しかしここからもっと足を酷使する羽目になるとは知らなかった…

 

ロープウェイで下り次のバスまで時間があるのでバスの時間が来るまで歩いて途中のバス停で乗るつもりでした。

弁天吊り橋

先ほどの恋人の聖地の展望台から観た景色

 

道路を歩いて下っていると違和感が一つだけありました。

 

上りの反対車線にはロープウェイバス停があるのに対して僕が進んでいる下りの車線には黒磯方面のバス停がないのです。

 

ロープウェイ駅から出発したバスがそろそろ追いつきそうな時間ですがバスは一向に来ません。

 

ハッ!と気がつき黒磯駅でとってきたバス路線図を見てみると下りのバスはロープウェイ駅から一つ手前の大丸温泉から分岐して八幡温泉を経由してつつじ大吊り橋で上りルートと合流するルートでした。(下図参照)

 

 

確かにバス同士が離合出来ない道幅なので別ルートを走るのは納得できます。

 

くそぉ! 素直にロープウェイ駅で待っとけば良かった…

 

そんな後悔しながら那須湯本までトボトボ歩きます。

殺生石のところまで歩ききりました。

 

足はガタガタでさすがにベンチに座りました。

 

温泉に近いので硫黄の匂いがきつかったです。

 

殺生石はなんとなく長崎にある雲仙地獄の湯だまりがない感じの印象です。

 

雲仙地獄を観てから1週間も経っていないのでいまだに自分は九州にいるのではないか?という錯覚をしながら奥へと進みます。

教伝地獄 お地蔵様が奉られております。

 

その横には

千人地蔵 圧巻ですね

殺生石
以前の那須の記事で少しご紹介しましたが
昔 九尾が天皇家に嫁いで征服しようと企みましたが失敗に終わり石にされてしまい石が3つに分割し、その片割れがこの那須の地にあります。

 

石になってもなお多くの人?を殺生してきたということで殺生石と呼ばれるようになったそうです。

 

こういうバックグラウンドを知った上で訪れると観光がより楽しくなると感じました。

 

ここら辺は硫黄の匂いが強烈でした。


鹿の湯 入湯料400円
様々な温度のお湯に5回浸かることができるみたいです。
温泉好きの方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

那須湯本温泉まで戻ってきました。
那須ロープウェイまで6.8kmとあります。
下り坂とはいえ歩いたなぁーと感じます。

 

もうお腹いっぱいなので帰ります。
ちなみにフリーパスの元はとれませんでした!(ロープウェイの割引も含めて)

 

この那須高原フリーパス 関東バスオンリーでキュービー号には使えないので正直言うとかなり使い勝手が悪いです!

 

券面では南ヶ丘牧場とかりんどう湖とか那須の色々なところに行けそうな感を醸し出していますが実際に行けないので更新してほしいですよね…調べてみると昔から券面が変わっていないみたいですし

 

黒磯駅から那須岳の往復で元はとれますが那須の様々な観光スポットを巡るのにはキュービー号のフリーパスが便利だとどちらも使用して思いました。

 

訪問日
2019/09/04

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