【お好み焼き食いだおれ!】広島の各地にある広島焼きを食べ比べてみた! 前編

食べ歩き

こんにちは!

ゆうひ
ゆうひ
広島焼きのそばのカリッとした食感が大好きな

筆者ゆうひでございます!

広島のグルメと言えば?と聞いてみるとほとんどの方はお好み焼き!と答えると思います。
関西のお好み焼きと区別するために広島のお好み焼きは「広島焼き」と呼ばれます。
 
広島焼きの特徴としては
薄いクレープ状に焼いた生地の上に具を乗せていく重ね焼きが主流です。
あとは麺がデフォルトでついており、炭水化物on炭水化物でボリューミーです。
 
そんな広島焼きですが、広島県の各地域によって具や焼き方が異なるということはご存知だったでしょうか?
 
地域によって異なる具や焼き方があるなら同じ広島焼きでも違いがあって楽しめるかも!
と思い立ち各地の広島焼きを食いだおれてきました。

広島お好み焼き食べ比べ

府中焼き
 
・キャベツが多めで食感はシャキシャキしていて食べごたえがある
・特殊な材料は入っておらず独特のクセはない
・一般的な広島焼きに近い
府中焼きの特徴
 
 
府中というのは東京都の府中市ではなく、
広島県の福山市の北にある府中市です。
 
府中焼きはクセがなく一般的な広島焼きに近い焼き方です。

肉はバラ肉ではなくミンチ状の肉を入れて、もやしは入れず野菜はキャベツの一本勝負ですので食感はシャキシャキしています。
ヘラで押さえつけて焼いていくので中フワッ外カリッとした食感が楽しめます。
 
府中焼きを食べた場所
福山駅の高架下にある勝成というお店で食べました。
府中焼きが食べられるお店はだいたい駅から遠いのですがこちらは駅にほぼ直結しているのでアクセスしやすいです。
尾道焼き

 
・イカと砂ずりが具に入っているので食感はコリコリしている
・ビールに合いそう
・豚肉の代わりにイカが入っているのでイカ好きにはオススメ
尾道焼きの特徴
 
 
広島県有数の観光地であり、箱庭的都市 である尾道にもローカルな焼き方があります。
尾道焼きは具にイカと砂ずりが入っており、このラインナップからしてビールに合う具がお好み焼きに入っています。
 
食感はもちろんコリコリとしていて食べ応えは抜群です。
筆者ゆうひはお酒は飲めませんが飲みながらちびちびと食べるのに最適なお好み焼きです。
 
イカは肉の代わりとして使われていて「イカが主役!」と主張するような感じでした。
 
ただし筆者ゆうひはイカが苦手なのであまりお気には召しませんでした笑
 
尾道焼きを食べた場所

和風な雰囲気が漂う てまりで尾道焼きを食べました。
尾道焼きは1200円と少々値が張るものの
尾道焼き以外のお好み焼きももちろん注文することができます。
 
三原焼き

・具に鶏モツが入っている
・麺をあらかじめ焼きそばのように焼いておき生地に乗せる
・卵でとじているので洋風な風味
三原焼きの特徴
 
 
三原は尾道とは距離がそんなに離れていないのに関わらず尾道焼きとは違う三原焼きというものがあります。
 
三原はタコが有名ですが具にタコ
ではなく鶏モツを入れるようです。
 
尾道焼きと同様にお酒に合いそうな具です。
三原焼きは麺の焼き方が一般的な広島焼きと異なり、広島焼きの麺は生地と同じタイミングで焼いていきますが、三原焼きは事前に麺やキャベツなどを炒めて焼きそばにして生地に投入するのでお好み焼きを作る時間を短縮させています。
 
お好み焼きに焼きそばの味が加わり、卵をとじていて鶏モツの良い食感を同時に楽しめるのでご当地の広島焼きで一番美味しかったかもしれません。
 
三原焼きを食べた場所

三原駅から5分ほどにあるお好み焼きてっちゃんで食べました。
昔からあるような雰囲気のお店で落ち着いて食べることができました。
三原焼きはメニューには書かれていませんが店員さんに三原焼きが食べたいことを伝えるとモダン焼きに鶏モツと卵をトッピングしたものを三原焼きとして食べることができます。トッピングして800円なのでお手頃価格です。

三次唐麺焼き

 
・カープソースの辛口味で味付けされている
・三次の製麺会社の江草商店の「唐麺」を用いている
三次唐麺焼きの特徴
 
 
広島県の北部にある三次では三次唐麺焼きというご当地お好み焼きがあります。
「唐麺」は三次にある江草商店という製麺会社の麺を使用しており、文字通り唐辛子を練りこんだ面でヒリヒリと辛いので辛い食べ物が好き!
という方にはおすすめのお好み焼きです。
 
三次唐麺焼きを食べたお店
三次駅のロータリー脇にあるたむ商店で三次唐麺焼きを食べました。
お好み焼き以外にもおつまみなどもメニューにあって居酒屋としても楽しめる店になっています。
 
庄原焼き

・ソバではなくお米を具として使用している
・ソースの代わりにポン酢をお好み焼きにかける
庄原焼きの特徴
 
 
広島県の北東に位置する庄原市で庄原焼きを食べることができます。
庄原焼きは肉玉の代わりにお米、ソースの代わりにポン酢を使用しているのでお好み焼きとは違った独特な製法です。
 
お好み焼きを食べているよりかは
ご飯の上に野菜炒めを卵でとじて焼いた新しいお手軽グルメを食べているような感覚でした。
時間がなかったのでテイクアウトでいただきました。
 
お米にポン酢ダレという斬新なお好み焼きなので今度はちゃんとお店で出来たてのものを食べたいと思いました。
 
庄原焼きが誕生したのは2010年とここ最近なので今後もご当地の製法のお好み焼きが出てきそうですね
 
庄原焼きを食べたお店

庄原焼きが食べられるお店は庄原市のみで5店舗しかなく、庄原までの移動を考えると一番大変でした。
 
庄原ショッピングセンタージョイフルながえという複合施設の一角にあるPONYというお店で庄原焼きをテイクアウトしていただきました。
 
※Googlemap上では閉店となっています。
庄原焼きのホームページでもPONYの名前が消されていたので閉店した可能性は高そうです。
その他の庄原焼きが食べられるお店はこちらに記述されています。
呉焼き

呉焼きの特徴

・生地を半分に折った半円形の形をしている
・そばではなく呉名物の細うどんを用いる

瀬戸内海に面している海軍の街・呉で「呉焼き」と呼ばれる焼き方があります。

呉焼きはお好み焼きの生地を半分にした半円形の形をしており、見た目はオムそば そっくりです。
中に入っている麺はそばではなく「細うどん」という呉名物のうどんを用いています。

確かに細さはそばに似ていますがうどんのもちもちとした食感が伝わってきます。


ソースではなく辛味噌のタレをお好み焼きにかけていただく
お好み焼きでもオムそばでもない、違った新しいB級グルメを食べているような感じです。

呉焼きを食べたお店
アーケード街一角にある多幸膳で呉焼きをいただきました。
漫画本がたくさん置いてある昔ながらのお好み焼き屋の雰囲気がありました。

竹原焼き


お酒系がダメなので写真はただの豚玉

竹原焼きの特徴

・酒かすが入っている

 

安芸の小京都でたまゆらの舞台になった竹原では、竹原焼きという純米吟醸の酒かすが入ったお好み焼きがあります。

酒かすが入っているので渋い大人向けという味になります。
酒かすが入っているのでお酒の甘い香りが広がるそうです。

お酒が好きな方はどんなもんか試してみてください。

竹原焼きを食べたお店

たまゆらの作中で出てくるお好み焼き屋「ほぼろ」のモデルとなったのが「ほり川」というお店です。 

たけはら街並み保存地区に昔ながらの建物の合間にポツンと存在しています。

店内は見た目通り落ち着いた雰囲気でゆったりと長居したくなるような良い雰囲気なお店でした。
近くにあったら居座りたくなりますね


 

広島焼きのご当地の焼き方を食べ比べしてみました。

広島焼きは上記であげた種類のお好み焼き以外にも広島各地に点在しています。
それはいつか投稿されるであろう後編にてご紹介したいと思います。

 

ゆうひ
ゆうひ

1日に何枚も広島焼きを食べましたが全く飽きずに食べれましたね
(むしろ足りないくらい)

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