新幹線に安く乗って移動したいというのは誰しも思っていることですよね。
新幹線に乗るときほとんどの人は早くて本数の多いのぞみに乗車すると思います。
ですがのぞみは早くて便利な分 料金も高く設定しています。
時間がかかってもいいからもう少し安く新幹線に乗りたい…!
そういう人におすすめなのが「こだま」です。
こだまは各駅停車の種別で各駅ごとに本数の多いのぞみに抜かされるので東京~新大阪の所要時間は約4時間で本数は1時間に1、2本となっています。
しかしこのデメリットを補うくらいに料金面においてお得です。
JR東海ツアーズが出しているぷらっとこだまという商品があります。
もう一つEX予約からこだま向けの商品でぷらっとこだまに似ていますが今回は
EXこだまグリーン早得 という一商品を紹介しようと思います。
ぷらっとこだまと何が違うの?と疑問に思う方もいると思いますのでぷらっとこだまと比較して何が良いのか?悪いのか?をご紹介しよう思います!
ぷらっとこだまと比較したEXこだまグリーン早特のメリット
- いつでもどこでもアプリで素早く予約することができる!
EX予約の一番の強みは24時間365日どこでもスマホアプリでサクサクと予約できることです。
予約が完了すると自動的に手持ちのEXカードか交通系ICカードに情報が登録されるので指定券売機に並んで切符を買う必要がなくなります。
ぷらっとこだまの場合 JR東海ツアーズで購入したり郵送で切符を送らなければいけないので余裕をもって予約しなければなりません。
EXこだまグリーン早得は3日前の予約で購入できるので旅先でも購入できるのがメリットとなっており切符を買いに行ったり待ったりする手間がいりません!
- 自動改札を通ることができる!
ぷらっとこだまは自動改札を通ることができませんので有人改札を利用することになります。
有人改札は端っこにあることがあるのでわざわざ人の流れを遮って移動しなければなりません。
その点EX予約では、カードをかざすだけでラクラクと改札を通過することができます。
カードなので切符をなくしてしまった!というリスクも抑えられることができます。
乗車人数分の交通系ICカードが用意できるならば複数人の場合も利用できるようになっています。
- 任意の区間で乗ることができる!
例えば京都から小田原まで新幹線を利用して小田原からは小田急を利用したいという場合があります。
ぷらっとこだまでは東京・品川、新横浜、静岡、浜松、名古屋、京都、新大阪といった主要駅でしか区間が指定できません。
京都~小田原のEXこだまグリーン早得の料金は東京よりも若干安く設定されています。
このように主要駅だけではなく任意の駅・区間で選択し乗ることができます。
使い方によってはぷらっとこだまより安く快適に移動することが可能となります。
- 座席を選択することができる!
EX予約では座席を選択することができます。 シートマップが表示されて自分の好きな座席を選べます。
例えば周りに予約が埋まっていない座席を予約することもできるのでランダムに振り分けられるぷらっとこだまや指定券売機よりも便利になっています。
ぷらっとこだまと比較したEXこだまグリーン早特のデメリット
- ドリンクがつかない…
ぷらっとこだまではドリンクの引換券がついてきます。
しかしEXこだまグリーン早得とぷらっとこだま グリーン車プランではEXこだまグリーン早得のほうが平均して800円ほど安いのでドリンク代を考慮してもまだお得です。
乗る前に近くのイオンやらスーパーで購入すると自販機よりも安く飲み物を購入することができます。
注意してもらいたいのはこだまでは車内販売がありませんので飲み物は乗車駅で事前に購入するか通過待ちをしている途中駅で購入するしかありません。
- 年会費がかかる…
EX予約は会員制度で入会するには1100円(税込)の年会費が必要になります。
1年ごとにお金を支払うということなので乗れば乗るほどお得になりますが逆に1年で1度や2度しか新幹線を利用しない人にとっては1100円は重い出費になってしまいますね。
あと年会費の他にクレジットカードが必要でEX-ICカードだとEX予約用に新たにクレジットカードを作る必要があります。
プラスEXカードの場合、お手持ちのクレジットカードに付帯する形で入会することができます。
いずれにしてもカードが1枚増えてしまうので、新幹線にあまり乗らない方やカード類を増やしたくない方はぷらっとこだまで予約したほうが安上がりになるかもしれません。
- 利用日に制限がある…
残念なことにEXこだまグリーン早得は繁忙期(GW、お盆、年末年始)には設定除外日があります。
ですので繁忙期期間中に帰省や旅行などに使えません。手軽に予約できるので繁忙期までに設定しまうと大変なことになりますからね…
(年度ごとに設定除外日が異なりますので詳しいことはホームページをご確認ください)
一方ぷらっとこだまは繁忙期という設定はあるものの365日使えるのでGW、お盆、年末年始の帰省に利用可能です。
- 特定都区市内制度が使用できない
特定都区市内制度というのは乗車券の特例の一つで乗車券を長距離で購入した際に
東京や大阪、名古屋といった都市圏は都区内や市内の駅まで乗車券が有効と言う制度で
東京都区内だと西は西荻窪、東は小岩まで乗車券が有効となります。
しかしぷらっとこだま、EXこだまグリーン早得 共通での話で大阪なら大阪、東京なら東京までが有効となり途中下車もできません。
このように通常の乗車券では有効な特例も使えないことになっています。
実際に乗車してみた
京都から終点東京までの乗車しました。(2019年6月の乗車ですので現在と多少変わっているかもしれません。)
発車時間ギリギリまで関西名物の蓬莱の豚まんを買うために並んでいました笑
でもEX予約ならわざわざ券売機に並んで切符を買う必要もなく改札もICカードの要領で専用のカードをかざすだけで通過することができました。
列車がやってきました。車両はN700Aです。
グリーン車内の様子 やはりグリーン車なので混雑はしていませんでした。
ビジネスマンがちらほらといる程度でしたね
早速作業しようとパソコンの電源コードを取り出して窓際の座席下にあるであろうコンセントに挿そうとしましたがグリーン車にはありません。
この写真のひじ掛けの先端(写真撮るのが難しかった)にコンセントがあるので普通車よりも楽にコンセントに挿すことができます。
フットレストもついており普通車よりも快適性がぐっと上がっています。
京都駅で買った551蓬莱の豚まんを食べます!
不況の世の中なのか以前より小さくなっているような気がしますが美味しさは健在です。
通常 改札では乗車券と特急券を通しますがEXカードや交通系ICカードをかざすとEXご利用票という座席案内の紙が出てきます。
これで自分の予約した座席を確認するというわけです。
指定席を明示するものですので完全なチケットレスは難しいのかもしれません。
三河安城駅で通過待ち
こだまは熱海と主要駅以外の各駅で通過待ちが発生します。
その通過待ちの時間を活かして外に出てリフレッシュしたり飲み物を買ったりしたりできるのでのびのびと移動することができます。
(山陽新幹線のこだまはもぅと退避時間が長いです。 10分以上待避します。)
三河安城駅でざっと車内の様子を見ながら自分の座席に戻りましたが
自由席は空いていて指定席は混雑していました。
こだまはのぞみと違って自由席は16両のうち10両もあります。対する指定席は3両、グリーン車と同じと同じです。
なので指定席は混雑しやすくなっています。 こだまは指定席が自由席と同じ値段で乗車できる
EX予約でも自由席を使うのが得策かもしれませんね
各駅の通過待ち以外は他の種別と大差なく高速で走行します。
静岡駅
終点の東京に到着しました。
京都から東京までの所要時間は3時間42分でした。長いようで短いような乗車でした。
お得で快適なので是非次回も利用してみたいと思います!
訪問日
2019/06/19
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