こんにちは!
筆者ゆうひでございます!
先日、和歌山県にある無人島 友ヶ島に訪問してきました。
友ヶ島の存在は前々から存じていましたがわざわざ足を運んで行くことはないかな…と思っていましたが、和歌山に行く動機ができたので友ヶ島に行ってみるか!と思い足を運びました。
友ヶ島について
友ヶ島は和歌山県和歌山市加太に位置する紀淡海峡に浮かぶ無人島群です。
友ヶ島の歴史は江戸時代に、紀州藩の藩士を置いたことから始まっています。
明治時代に外国艦隊の大阪湾への侵入を防ぐ目的で、沖ノ島と虎島に防備衛所が設置されました。
第二次世界大戦までは一般人は立ち入り禁止されていましたが、その後南海電鉄グループが観光開発を行い、一般人が観光するようなスポットになりました。
友ヶ島のアクセスは和歌山の中心地 和歌山市駅から南海電車に乗って25分の加太というところからフェリーがでています。
車を運搬することができない小型のフェリーですので、友ヶ島内の移動は徒歩となっています。
近代遺構が残る友ヶ島に行ってみた
先述した通り友ヶ島へのアクセス方法は
南海加太線で加太駅を降りて徒歩で15分〜20分の場所に加太港という小さな港があり、そこから友ヶ島行きのフェリーが発着しています。
通常時は加太港 9時、11時、13時、16時の4本で
GWや夏のピークになると1日6本に増便されます。
乗船券を購入
値段は往復2,200円と近くの島に行くには少々お高めの値段設定です。
島のインフラ代とかも含まれているのでしょうか?
小型フェリーに乗り込む
友ヶ島が見えてきました。
割かし大きい島です。
加太港を出発して20分で友ヶ島に到着
島全体が国立公園みたいです。
画像真ん中にあるアニメは
この友ヶ島を舞台にした2022年春・夏アニメの「サマータイムレンダ」です。
ちなみにディズニー+独占配信なのでこのアニメは観てないです。
(他のサブスクで解禁されたら観ようかな)
さてこの友ヶ島ですが「友ヶ島」というのは
ここ一体の無人島群の総称でフェリーで一般人が立ち入れる島は「沖ノ島」と言うみたいです。
「友ヶ島」と呼ばれている他の島は
・沖ノ島の陸繋島である虎島
・フェリーで来るとき最初に見える地ノ島
・沖ノ島の近くに位置しているけど陸続きではない神島
があります。
観光で来れる沖ノ島はそこそこ面積があり、なおかつ島内の遊歩道はアップダウンがあるので島全体を短時間で制覇するのはかなり大変です。
ですがマップを見てみると
友ヶ島の見どころスポットは島の西半分に固まっていますので時間がないときは西半分だけでも散策してもいいかもしれません。
(実際、私も西半分だけ散策しました。)
フェリーがある桟橋以外は飲食が購入出来る場所がありませんので食べ物や飲み物はフェリーに乗る前に購入した方が良いです。
加太港の売店にも水や食べ物は売っていますが値段がはり、加太の街自体もコンビニが1軒もないので安く済ませたい人は和歌山市街で買うことをおすすめします。
筆者ゆうひの友ヶ島の滞在時間は2時間で観光マップで言う
ハイキングモデルコースに沿って散策しました。
遊歩道を進んでいくと最初に第五砲台跡があります。
友ヶ島は大阪湾を海外艦隊から守るために至るところに砲台が設置されており、砲台跡としての遺構が見どころです。
砲台跡の構造はかまくらの中身みたいな構造になっていました。
「第五」と名がついているので第一から第四まで砲台跡があるんだなと想像できます。
しかし、この砲台の跡地が多くある場所 他でも見たことがあるような…?
そうです!
横須賀にある猿島も砲台跡の遺構がある島でした。
友ヶ島は西の猿島と差し支えないほど似ている島です。
蛇ヶ池
孝助松
第二砲台跡
海に近い砲台跡です。
瓦礫が崩れていてどことなく哀愁がありました。
崩落の危険があるので砲台跡で立ち入りが禁止されている場所です。
友ヶ島灯台
明治5年にできたかなり古くからある灯台ですが
今もなお現役で用いられています。
第三砲台跡
5か所ある砲台跡のうち最大の規模を持つのがこの第三砲台跡です。
友ヶ島の一番人気スポットがこの第三砲台跡で「バルス!」でおなじみの「天空の城ラピュタ」に雰囲気が似ていることでラピュタ感を求めに観光客が多く訪れます。
弾薬支庫
かつて大きな砲台があったであろう場所
神秘的で時間がゆっくりと流れているような感覚です。
砲台跡の中は証明がなく真っ暗
(スマホのライトを照らしても少ししか見えません。)
第三砲台跡を見て、山道を下りフェリー発着場の野奈浦桟橋にもどってきました。
2時間と短い滞在時間でしたが、名所はおさえられたかなと思います。
ただの観光だけではなくキャンプや釣りなどのアウトドアも楽しめるようになっていますのでレジャー施設として訪問しても面白そうですね。
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