こんにちは!
筆者ゆうひでございます!
観光で和歌山県にほとんど行ったことがなく土地勘も全然分からないので
GoogleMapを眺めていたらこんなものを見つけました。
和歌山県の南東に位置する那智勝浦町に「スペースウォーカー」という
名称のものがありました。
スペース = 宇宙 という意味ですが、こんな半島に宇宙?に関連するものがあるのか
と疑問に思いました。 スペースウォーカーがどういうものなのかはこの記事を読み進めていけば分かります。
スペースウォーカーが何たるかを調べていくとそのスペースウォーカーがあるのが
ホテル浦島という宿泊施設でした。
なんだ ただの宿泊施設か… と思いましたが
実はこのホテル浦島 宿泊客だけではなく日帰り客でも十分に楽しめる施設になっています。
今回は和歌山県那智勝浦町にあるホテル浦島について紹介します。
ホテル浦島への行き方
ホテル浦島へのアクセスの仕方ですが
基本は「船で行く」のが主なアクセスになります。
ホテル浦島にある場所は半島になっており、従業員の人たちは裏ゲートと呼ばれるところから出入りしているみたいです。 宿泊客で車で来ている人も出入り可能らしいです。
(一般的に知られていない出入口ってワクワクしますわ)
余談ですが、後日 ホテル浦島に宿泊する機会がありましたので宿泊の特権であるバスに乗って移動しました。
裏口である長いトンネルを走行していきます。
ホテルの裏門らしき場所に到着しました。
船に乗らないでホテル浦島に着くことができました。
徒歩ではバスの移動は受け付けてくれないっぽいので船に揺られてホテルに入場するしかなさそうです。
勝浦港・観光桟橋から乗り込みます。
ちなみに船に乗るのは無料です。 宿泊や日帰り入浴以外にも屋上の狼煙山があるのでそちらを散策するのはタダということになります。
桟橋で待っていたら船がやってきました。
浦島太郎が助けたカメにちなんでカメを模した船ですが個人的にはワンピースのゴーイングメリー号っぽいなと思いました。
乗船時間は5分です。
ゆっくりと勝浦港を離れていきます。
5分後 ホテル浦島に到着 島のように見えますが半島です。(何回でも言っておくスタイル)
浦島太郎がカメに乗って竜宮城に来たかのように感じます。
カメの石像がお出迎えです。
ホテル浦島の施設紹介
ホテル浦島の施設を紹介します。
ホテル浦島の館内マップ
温泉・遊歩道。飲食店など様々で丸一日じっくりと堪能してもいいくらい広大な施設です。
全長154mある長大エスカレーター スペースウォーカー
冒頭でスペースウォーカーについて書きましたが
スペースウォーカーというのは何ぞや? と思う方もいるかもしれませんが
長い長い「エスカレーター」です。
ホテル浦島の入口を入って左手に進んでいくと山上館・スペースウォーカー・狼煙山遊園と案内されます。
スペースウォーカーというのは全長154mある長大なエスカレーターのことです。
本館と山の上にある別館の山上館を結んでいます。
こちらがスペースウォーカーのスタート地点
上下のエスカレーターの外に左側に階段があります。
山上館までの段数は428段あるみたいです。 階段で昇り降りしたら相当な運動になるだろうなぁ
ある程度乗って下を見てみると高低差に驚きます。
もちろん高低差が日本一のエスカレーターです。
転がり落ちたら大変なことになりそうですね。
ゆっくりと5分45秒かけて山上館に行くのでなかなかゴール
ところどころに鏡がありました。
エスカレーターが終ったと思ったらさらに長いエスカレーターがあります。
山上館まで4機のエスカレーターがあります。
先が長い
この構図を見ると神戸にある須磨浦山上遊園のカーレーターを思い出しますね
エスカレーターとエスカレーターの間は休憩できるスペースを設けています。
ずいぶんと登ってきたことを実感できます。
いよいよゴールの山上館に到着です。
ここが終点!と表すものもないです。
高級感がありますね
ちなみにこのスペースウォーカーができたのは1993年みたいです。
このスペースウォーカーがあったところにもともとケーブルカーが存在していて
1967年に山上館ができる前の1961年から1976年の15年間運行されていたみたいです。
18年空白期間がありましたがケーブルカーの廃線跡にスペースウォーカーが設置されて長大なエスカレーターができたというわけです。
※エレベーター自体は山上館ができた頃からあるみたいなのでケーブルカー廃止からスペースウォーカーができるまではエレベーターが主流だったと思います。
山上館へはエレベーターでも行くことができます。
上りはエスカレーターで上って、下りはエスカレーターで一気に下りました。
ホテルに直結した狼煙山遊園
狼煙山遊園は山上館に直結した言わば遊歩道です。
狼煙山の遊歩道は山上館から行くことができます。
ホテル浦島がある半島は狼煙山半島というらしく熊野国立記念公園に指定されている場所みたいです。
展望台 勝浦の街並みを眺める
日の入りを眺める。
狼煙山遊歩道は浦島稲荷神社という神社があるので遊歩道に鳥居があります。
日本三景の一つの宮城県にある松島に負けず劣らずの紀の松島を狼煙山から望むことができます。
紀の松島めぐりというものがあり、ホテル浦島に向かう際に乗った勝浦観光桟橋から船で周遊できるようになっています。
紀伊の松島である鶴島を望む 奥に見えるのは太地町です。
この狼煙山は元々 漁師がクジラを発見した時や黒船を見つけたときに狼煙(のろし)を上げたことが由来となっているみたいです。 確かにこんなに見晴らしがいいとクジラとか見つけやすいですね。
珍しい洞窟の温泉・忘帰洞
最後はひとっ風呂!ということで日帰り温泉に入浴しようと思います。
日帰り温泉の料金は大人 1300円(税込) 子供 650円(税込) 3歳から小学生まで です。
1300円を支払うことによって営業時間の19時までホテル浦島に居座れることになります。
9時からなので丸1日 居ようと思えば居ることができますね
ホテル浦島の温泉は5つあり
があります。
忘帰洞とハマユウの湯・滝の湯で午前と午後で男女が入れ替わりますので
同じ時間帯で入浴できる温泉は3つか4つになります。
湯めぐりのスタンプラリーを行っており、温泉めぐり記念スタンプを3つ以上集めたら粗品がプレゼントされるようです。
忘帰洞 ※公式ホームページのGoogleストリートビューから拝借
中でも忘帰洞はホテル浦島の顔とも呼べるほど有名な洞窟の中にある温泉で
「帰るのを忘れるさせるほど心地よい」ということから名づけられたようです。
日帰り温泉で1300円と割高に感じますが、複数の温泉に入浴することができますし、マックス19時までいられますし、タオル・バスタオル、アメニティなどが完備されていて手ぶらで行くことができるので結果的に安いのかなと思います。
忘帰洞は珍しい温泉なので満足度も高かったです。
日帰りで帰る際は最終の船に乗り遅れないように注意!
ホテル浦島は日帰りでもリゾート気分が味わえて那智勝浦での良い思い出になりました。
ここで一泊! したかったですが
この後 きのくに線に4時間揺られて和歌山まで行きました…(笑)
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