こんにちは!
ゆうひ
筆者ゆうひでございます!

【さっさと就職しよう】無能院卒が大学院に進学してはいけない理由を語ります。 【モラトリアム、学歴ロンダリング】
こんにちは!ゆうひ就職というものがめちゃくちゃハードルが高いものだと思って院進した筆者ゆうひでございます!わたくし、筆者ゆうひは大学4年間+修士課程2年を経て就職しています。一般的に大学を4年間行ってから就職するのが王道なので、筆者ゆうひは...
前回、研究者以外の道を考えているならば大学院にいくな!という記事を書きました。
実際に大学院に進学して
こういうことが経験できて良かったな
いやいや結果、こうなってしまったから後悔してるんです! というのを記述していこうと思います。
大学院に行って良かったこと
基本的に院進学に後悔してますが、全部が全部 後悔している訳ではなくここは院進してて良かったなと思うこともあります。
問題解決能力がちょっと上がった
問題解決能力 言い換えるなら 自分で考えてググって解決できる能力がちょびっとだけ向上しました。
学部4年生のときは研究内容に関して右も左も分からず常に先輩に聞きながら研究を進めていました。
大学院に進学すると自分が頼る側ではなく頼られる側になるので自分のことだけではなく後輩の研究をアシストしなければなりませんでした。
自分の研究については暇があればとにかくググりまくってトライ&エラーを繰り返して何とか乗り切ることが出来ました。
後輩の研究については自分の知らない知識をとにかく叩き込んでアシストすることが出来ました。
この経験があるのでブログ執筆や旅程を組むときに調べまくって効率的な書き方や安く旅に行ける方法を見つけることができたような気がします。
就職すると時間内に成果を出さなければならないので詰まったときにじっくりと考える時間がなく有識者に投げる状況が多いので
腰を据えてじっくりと考えられる大学院で思考力や検索能力を少し上げることが出来ました。
在宅でも作業できるようになった
大学院2年になる前にコロナが流行し、自宅での研究を余儀なくされました。
今まで研究は大学に行かないと集中できない体でコロナ初期は早く大学に行けるようにならないかなと思っていました。
結局 大学院2年の時に大学に行ったのは十数回でほとんど自宅で研究していました。
慣れというのは恐ろしいもので自宅で作業できなかった人間が自宅じゃないと作業したくない人間に変貌していました。
コロナで自宅の作業に慣れていない中、就職してある日いきなり在宅勤務してくださいと言われても最初は恐らく四苦八苦していたかもしれません。
ずっと在宅勤務が続いていて自宅でも出社時と同じくらい成果をあげなくてはならないので自宅での作業を予め慣れておいて良かったと思います。
自宅で集中できる= カフェなどに行かなくて済んで節約になりますからね
ゆうひ
キーボードとかマウスは質の良いものを利用しているので作業が捗りやすいです。
副手(TA)で良い経験ができた
学業や研究ではなくて学部生の授業補助(副手・TA)をやったことが良い経験になりました。
授業は学部1年生にプログラミングの基礎を教える授業や通年で行う実習系の授業を担当しました。
副手(TA)はお金がもらえて旅費の足しにしていました。
早くあがろうが授業外に作業しようが授業のコマ数でお給料が決まっていて効率よく稼ぐことが出来ました。
(大学院2年のときはコロナでバイトがなくなったので一定収入がある副手に助けられました。
特に実習系の授業は
とバイトしてるのがバカバカしすぎるほど美味しかったです。
美味しいエピソードだけではなく、先生が自由に授業の採点方法を任せてくれましたので
自分で工夫して効率よく作業を終わらせられるにはどうすればいいかと創意工夫するのも楽しかったです。
ちなみにこの授業は筆者ゆうひが修了したと同時になくなりましたので後輩はこの授業の旨みを知らないです笑
大学院に行って後悔したこと
続いて大学院に進学して後悔したことについて記述していきます。
在学期間がコロナ前の1年とコロナ中の1年が混ざり合ったので様々な後悔がありました。
院生生活の後半がコロナ禍だったのでやりたいことができなかった。
https://alu.jp/series/ハコヅメ~交番女子の逆襲~/crop/ca6J2O3Zg7LNjKizTDpF
大学院2年だった2020年度は突如として始まったコロナ禍で様々なことに制限が課せられてしまいました。
本来だったら研究室でたまに寝泊まりしながら研究を行ったり、飽きるまで色々なところに旅に出れたりできたかもしれません。
コロナになってから踏んだり蹴ったりで旅には行けないし就活も選考のペースが遅くて7月末までかかってしまいましたし、
予期せぬ事態がバンバンと起こってしまいこれなら学部卒で就職したほうが良かったなぁと思うこともしばしばありました。
結果的に、研究は自宅でできるようになって進みが早くなったり、研究発表はzoomで行うようになって楽になったりして恩恵は得られました。
旅も全くできなかったわけではないですし、曲がりなりにも就職はできたので60点くらいの生活はできましたがもっと後悔のない学生生活が遅れていたのかも… とたらればを考えてしまいます(笑)
筆者ゆうひの場合、大学院1年が従来の生活ができた分まだマシで仮に浪人とかしちゃって1年大学院に行くのが遅れていて2年間丸々コロナ禍だったら… と考えるとゾっとしてしまいますね
(間違いなく病んでいた思う)
キャリアが遅れていることを殊更に実感した。
大学院では研究活動によって高度な知識を得られますが
就職してからは自分のキャリアの遅れ具合を感じる機会が増えました。
大学での同期は大学院を修了して入社した時点で社会人3年目になっており、
順調に着実にスキルや経験を積み重ねていて自分が出遅れていると感じてしまいました。
そもそも筆者ゆうひの周りのほとんどは大学院に進学している方々で
「大学院に行くこと = 普通」みたいな感じでキャリアが2年遅れることの恐ろしさを肌では感じてはいませんでした。
ところが就職すると大学院を修了した人間と言うのは少数派でほとんどが学部卒の人たちだらけです。
環境が変わると考えも変わり、同期は自分より2年も若く彼らが自分と同じ頃の年になると立派になるだろうなと思うことがしばしばあります。
自分はある程度、いい年齢なのにキャリアはまだ浅いことに焦燥感を覚え、
「あぁ自分はキャリアが遅れてしまったんだな」と実感します。
経験不足を技術力や知識でリカバーできればいいのですが、IT業界などの技術職は技術や知識の外にどうしても経験が大きなウェイトを占めます。
若いうちの2年間という学習するのにも実務を経験するのにも効果的な時間の機会損失感が否めないです。
生涯年収も2年間分下がってしまい、学部卒だともらえたはずの何百万かが大学院に進学することによってもらえなくなったのでお金の損失という面も大きいです。
院卒レベルの良い就職先に内定が決まらなかった
大学院生というと大企業などの内定を取りやすく、高給取りなイメージで
筆者ゆうひも院に行ったから稼げる人間になれる! …そう思っていた時期がありました。
就活をめんどくさがって、短期決戦にしようと一つの企業に一点集中していたことによって
結果、就活はうまくいかずたいしてリサーチもせず内定をもらった現在、勤めている会社に行くことになりました。
院卒用の給与の設定はありますが、給与がちょっと良い学部卒並みの給与ですので、大学院に進学した旨味は完全にないです。
(同期に院卒の人がいますが、彼らも就活がうまくいかずに成り行きで入社したような経緯があります。)
今の会社に入社を決めたとき、母はガックシと肩を落として残念な顔をしており、
「こんな会社に入らせるために大学院の学費を出したわけじゃない!」と顔が語っていたのを今でも覚えています。
確かに就職先は内定をもらったからしぶしぶ入社を決めた感じはありますし、就活をちゃんとしていればまた違った人生を送れたかもしれません。
しかも大学院生で数多の企業に落ちまくってしまったので、こんなに就活に苦戦するんだったら学部制の頃に就職活動をすべきだったと後悔しています。
学部卒の就活だとまだお祈りをもらっても「しゃーない」となりますが、院卒だと学部生より2年も多く様々なことを学んでいるので「プライド」が発生してしまった分 やっかいでした。
でも仕事は高校や大学と違って「転職」ができるので、着実にスキルや経験を積み重ねてより良い企業にシフトしていけばいいんじゃないかな と最近思うようになりました。
筆者ゆうひにとって大学院進学は一長三短くらいありました。
今更、進学したことに後悔してもどうしようもないので高望みせず愚直に生きていこうと思います。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
ゆうひ
院に行ったからって大きなリターンが返ってくるとは思わないようにしたほうがよさそうですね
関連
コメント