【運賃たった8,620円で往復】JR東海 乗り鉄☆たびきっぷを賢く利用する裏技を紹介します。

節約

おはようございます!

ただいま熱海駅の新幹線改札口にいます。


これから日本最長の路線バスの八木新宮線を乗りに新宮まで向かいたいのですが、
18きっぷシーズンではないので各駅停車を乗り継いで格安で地道に移動することは出来ません。

かと言って普通の切符の運賃で行くと片道8,000円以上かかってしまいます。

なのでこの切符を使おうと思います。

JR東海が発売しているJR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ です!

このきっぷはGW、お盆、年末年始の繁忙期以外の土休日の2日間でJR東海と16の私鉄路線が乗り放題になる切符です。

16もの私鉄路線に乗れるのも魅力ですが、
別途特急券を購入すると新幹線のひかりとこだまに計4回乗車できます。

イメージは新幹線の乗車回数がある週末パスと言えばいいでしょうか?

東海遠征 乗りつぶし 第3夜 ~東海私鉄 乗り鉄たびきっぷ 後半~
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筆者ゆうひも昔、この切符で中部地方の鉄道路線の乗りつぶしを行いました。
乗りつぶしする者の味方!って感じで心強かったです。

今回は乗りつぶしはせずこの切符で新宮に行き、かえりは津から熱海までのほぼ往復利用でこの切符を活用していこうと思います!

8,620円で熱海から新宮や高山、米原が往復できる。

乗り鉄☆たびきっぷはJR東海全線がエリアなので東は松田や熱海、西は米原(近江鉄道で近江八幡まで行ける 時間はノーコメントで)、北は飛騨高山、南は新宮と広大です。

乗り鉄☆たびきっぷの値段はおとな8,620円ですので言い換えるなら2日間で熱海から新宮、飛騨高山を往復できると考えていいでしょう。

通常の片道運賃  熱海→米原 6,050円
熱海→新宮 8,220円
熱海→高山 7,480円

となっています。

これは片道の運賃なので往復になるとこれの倍の値段がかかりますが
乗り鉄☆たびきっぷだとどんなに乗っても
有効期限の2日間だったら8,620円で済みます。

東京だったら熱海までの運賃が必要ですがそれを考慮に入れても十分安いです。

小田急を利用すれば松田・新松田からこの切符が使えますし、熱海までの交通費もかなり安くなります。

土日の2日間だけでJR東海管内を往復する用事がある人は乗り鉄☆たびきっぷの利用を検討してみてください。


乗り鉄☆たびきっぷで熱海から新宮まで移動してみた

はい、切符の説明から戻って熱海駅です。
これから和歌山県の新宮に向かいます。
行程としては新幹線で名古屋まで行き、
そこから特急南紀で行くのがベストな移動手段ですが

今回は

があったので名古屋までこだま、そして鈍行でゆったりと新宮まで行きたいと思います。
(紀勢本線めっさ長いんだよね)

東海道新幹線が使えるのは東からだと熱海駅からで、
熱海はほぼこだましか止まらない駅ですが、1日に3本だけひかりが停車します。

狙い目は10時40分発のひかり 岡山行きで
これに乗ると12時ちょいすぎに名古屋に到着するので時短効果があります。


もともとこのひかり号に乗ろうとしたのですが乗り遅れてしまい、3分後のこだまでゆったりと行くことになりました。

新幹線には特急券が追加で必要となりますが、EX予約の特急券だけの商品のe特急券でも問題なく利用することができますのでEX予約会員はさらにお得に利用することができますね (画像は普通の新幹線特急券で申し訳ないです)

名古屋
関西線に乗り換え


快速みえで松阪へ


乗り鉄☆たびきっぷは新幹線からの乗継割引が適用されませんが
快速みえだと多気まで特急南紀と同じ停車駅で所要時間の差がほぼないので
多気まで快速みえで移動してそこから先は特急南紀を利用すれば乗継割引にちょっと料金をプラスした値段で乗ることができます。


四日市を過ぎてしばらくすると伊勢鉄道に入ります。
青春18きっぷなどの切符だと伊勢鉄道の運賃の520円が必要となりますが
乗り鉄☆たびきっぷだと伊勢鉄道は16私鉄の1つに入っていますので、追加料金ナシで乗り通すことができます。


多気駅で紀勢本線の普通列車に乗り換え
新宮まで3時間半かかる…


伊勢柏崎


熊野市で20分停車


やっとこさ新宮駅に到着


JR西日本管轄の駅なので遠くまで来たなと感じます。


熱海からここまでで8,220円でほぼほぼ元は取れました。


帰りは津から同じように伊勢鉄道。関西線を経由して名古屋へ


熱海に停車する 名古屋 17時43分発のひかりに乗車
熱海には19時04分に到着しますのでいい感じに土日の2日間で往復することができました。

乗り鉄☆たびきっぷを使うときの注意点

有人改札を通らなければならない
JRのみならず、16もの私鉄が利用できるので18きっぷと同じく有人改札でないと通過できないサイズの切符になっています。

なので乗り降りするときは、多少時間がかかることがあります。

JR東海だけ自動改札を通れるようにしてくれればいいんですけどね
乗継割引が利用できない。
新宮までの工程を大きく狂わせることになったのが
乗り鉄☆たびきっぷでは乗継割引が利用できないことでした。

通常の切符だと熱海から新宮まで行くとなると名古屋まで新幹線で行き、
名古屋から特急南紀に乗り換えることになります、
新幹線から特急南紀に乗り継ぐ場合、南紀の特急料金に乗継割引が適用されておおよそ半額になります。

特急南紀の通常の特急料金と乗継割引の特急料金(自由席) 通常   2,720円
乗継割引 1,530円

乗り鉄☆たびきっぷを利用して新幹線からの乗継割引を期待していると
使えなくて通常の特急券を使うはめになってお得感が薄れる

なんてことになりますので特急の利用は計画的に考えたいですね

例えば途中まで普通列車で移動してその後、特急に乗り換える などの
ちょっとした工夫が必要になります。
新幹線で熱海・米原を乗り越すとかえって高くなる
新幹線が乗れるなら、利用エリアの

米原を超えて京都・大阪へ行ったり、名古屋から熱海を超えて
東京まで行っていいの?

と疑問が浮かぶと思います。

それはできるっちゃできますけどあまりおススメはしない乗り方です。

なぜなら熱海から京都に新幹線で行く場合は
・乗り鉄☆たびきっぷ
・米原~京都の乗車券
・熱海~米原の新幹線特急券
・米原~京都の新幹線特急券
が必要になります。

乗車券はエリアの端の駅から目的地の駅まで追加で購入しなくてはならないのは分かりますが、
新幹線の特急券もエリア内外の分割で購入しなくてはなりません。

熱海→京都で通しで購入した場合は、自由席で4,620円ですが
熱海→米原、米原→京都で分割で購入した場合は、4,180円と990円5,170円かかってしまい高くついてしまいます。

乗り鉄☆たびきっぷを利用して、エリア外の目的地を単純往復する乗車は、
コスパが悪そうなので避けたほうが無難です。

週末パスだと東京から盛岡まで行くとしたら、
・週末パス
・東京→盛岡の特急券
・エリアの北限のくりこま高原から盛岡までの乗車券

の3つで特急券は分割しなくても利用できた…はず?なので

こういうところはずるがしこい人を抑制するためによくルールが作られていますね
(ドル箱路線の東海道新幹線だからかもしれませんけど)



乗り鉄☆たびきっぷの乗り鉄用途以外にお得になる使い方を考えてみました。

単純往復の移動にも有効ですが新幹線や特急の使いどころが鍵になる切符だと思います。

熱海から三重の南部や岐阜とかに行くならかなり交通費を抑えることができます。

 

 

 

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