【過酷】只見線の一番快適である小出駅始発列車にあまりお金をかけずに安く乗る方法

鉄道

ただいま6/19 月曜日 時刻は22時53分です。

これから只見線の乗りつぶしをするために小出駅に行きたいと考えています。

只見線は2011年の大雨の被害によって会津川口〜只見が11年も不通になっていましたが
奇跡的に復活したのでようやく乗りつぶせるようになりました。

只見線って車窓が絶景なことが有名ですし、11年も不通になっていたので乗りに行きたい人も多い路線です。

そして会津若松〜小出の全線を通して運行する列車は定期列車で1日3本と少なく
復旧したてのころは満員電車並みの大混雑していたみたいです。

せっかく車窓を楽しむために乗りつぶしをしてるのに混雑していちゃ
元も子もないと思ってできるだけ空いている時間帯の列車に乗りたいと考えました。

結論から言うと

夜行バスで小出まで行き小出始発の朝一番の只見線の列車に乗車するというのがいちばん安くて只見線に快適に乗る方法です。
※乗っている人の体力や眠気までは快適ではないですが笑

今回はどのようにして小出の朝一番の始発列車に乗るのかをご紹介したいと思います。

5時台に発車する 只見線 小出始発列車

只見線は会津若松〜小出の全線を通して運行されるのが1日上下線で3本あります。
朝の1本目の列車は2023年現在のダイヤだと
会津若松始発小出行きの上り列車が
会津若松 6時8分発

小出発会津若松行きの下り列車が
小出 5時36分発
になります。

小出 5時36分ってめちゃくちゃ早いな!
とダイヤを見たときに思いました。

普通だと小出駅の近くに宿泊しないと乗れない小出 5時36分発の只見線の始発列車に夜行バスで安く移動し、一番列車にお金をかけずに乗る方法を紹介します。

先に注意勧告しますが、
この方法はかなり過酷ですので体力に自身のある方のみ挑戦してください。

たとえ体力に自信があってもこの記事を読んで真似したくない人もスルーしてください。


まず列車の発車が早朝ですので、事前に切符を購入しておきます。

小出まで向かう夜行バスですがバスタ新宿 23時発の新潟行きに乗車します。

このバスはバスタ新宿を発車して、池袋や練馬で乗客を拾いながら
新潟方面へと向かいます。

値段は日によって変動しますが6月の平日だと3,400円~5,200円になります。
湯沢で降りると3,400円、新潟で降りると5,200円と距離が長くなると運賃ももちろんですが変わってきます。

新潟県に入ると湯沢、長岡、三条など新潟の街に停車して降車することもできます。

その中で小出にもバス停がありますので夜行バスの利用で小出に行くことができます。

車内はWifi完備で3列シートです。
車内にはトイレがありますが、途中の上里SAで20分休憩がありますのでそこでもトイレに行くことができます。
バスタ新宿を静かに発車

池袋、練馬、川越で人を乗せていき、新潟方面へ目指していきます。

午前1時手前で上里SAに到着
20分ほど休憩時間があります。
そして午前3時前くらいに小出のバス停に到着しました。
(レンズが汚れていたのでブレブレ…)

ホームページでは3時11分に小出に到着にすると書かれていましたが15分ほど早着しました。

このバス停で降りたのは筆者ゆうひ 1名のみでした。
只見線始発狙いで乗っていた人はいなかったようです。
目の前にコンビニがあります。
小腹が空いたら買い出しができます。

小出のバス停は小出ICのところで小出駅には3kmほど離れています。 

列車の出発まであと2時間半もあるのでゆっくり歩いても余裕で小出駅に着きます。


さぁて小出駅までの深夜のお散歩ですがICからちょっと離れただけでこんなに真っ暗です。
そして6月だっていうのに若干肌寒いので新潟に来ちまったなと実感させてくれます。
しばらく歩くと国道に出ます。
道は暗くはないのですがトラックが高速でヒュンヒュン通過するので別の意味で怖いです。

こんな真っ暗な田舎の道を人が歩いていることを想定していなさそうで歩道を歩いていてもそのまま突っ込んで来るんじゃないかとヒヤヒヤしていました。

真夜中の小出の商店街

暇なので公園にもよってみる

魚野川沿いをお散歩
午前4時
空が明るくなってきました。
小出駅が見えてきました。

小出ICから超ゆったり歩いて午前4時過ぎに小出駅に到着しました。

小出駅の真ん前にある小出ホテルオカベ
前日に小出に来て、ここで宿泊をし只見線の始発列車に乗るという方法もあります。

しかし宿代が1泊 シングル7,370円と都市部ではないビジネスホテルとしては
強気な設定になります。

お金と時間があるならここのホテルに泊まるのが体力的に無難です。


只見線の時刻表
小出からは1日5本しか出る列車がありません。 そのうち会津若松まで行くのは3本しかありません。
待合室
施錠はされていないらしく空調も効いていたので、快適に始発待ちすることができます。
ベンチに座って仮眠をとりました。
駅構内も解放されていました。
只見線の列車が夜間停泊していました。

只見線の発着ホームに来ました。
列車は止まってはいますが乗務員が来て車内に入れるのは発車の15分〜20分前くらいです。

小出駅には上越線も発着しているのですが上越線の始発は2023年時点のダイヤで
下りが6時58分
上りが6時15分
となっていますので只見線の始発列車が小出駅での一番列車になります。

なぜ始発列車がこんなに早いのか調べて見ましたがよく分かりませんでした…

推測ですが只見線の列車は小出駅で夜間停泊をしていたので、只見とか会津川口とかの
主要駅にいい感じの時間に列車を回送させたいので小出を5時台に発車しなくてはいけないんじゃないかと思います。

本来は回送列車でいいけどついでに旅客扱いしちゃうよみたいな理由かと思います。

小出駅からこの始発列車に乗ってきたのは自分含めて6人ほどでした。

目論見通り夏至付近なので5時半でも外が明るいので車窓をばっちし楽しめます。

これから4時間かけて西若松まで向かいますが
只見線の紹介は数多のYoutuberやブロガーの方がしていらっしゃるので
私からの紹介は割愛させていただきます。

只見線を快適に乗るための条件

只見線にあまり混雑せずに車窓を楽しむための条件としては以下があげられます。

・平日
・小出→会津若松に向かう始発列車
・18きっぷ期間外
・日照時間が長い
平日
まず、土休日より平日の方がもちろん空いていますので狙い目です。
今回、夜行バスを利用する手段でしたが土休日より平日の方がバスは空いていて、
運賃も安いです。

小出→会津若松に向かう上り始発列車

今回乗りに行った小出駅 5時36分の上りの始発列車は一番乗る難易度が高いです。
会津若松発の上り列車は会津若松が会津地方の中心地ということもあり、ホテルやネカフェが充実しているので始発列車に乗る難易度もそんなに高くなく始発時点でも混雑すると思われます。

上りの始発列車だと会津川口くらいまで人が乗ってくることはあまりないので長時間快適に過ごすことができます。

18きっぷ期間外
空いている車内を狙うなら18きっぷ期間外がおすすめです。
只見線はローカル線なので18きっぷで全線乗り通しができます。
しかも1日あたり2,410円の格安の値段で乗れてしまいます。

そうなるとできれば安いときに乗りたい!という人たちがで

混雑してしまうかもしれません。

なのでなるべく通常の乗車券しか利用できない期間を狙ってみてください。
通常の乗車券だと特急券を別途購入すれば、新幹線に乗ることができますので一方的に損ということではありません。

日照時間が長い

小出駅の出発時刻が5時36分なので夏以外の時期に乗ると、まだ真っ暗な時間帯なので車窓を楽しむことができないません。
日照時間が長い夏、できれば夏至に近い日がいいかもしれません。

乗りやすかったり、終始 車窓を楽しめる昼間の便は混雑しています。
夏になると始発列車も終始 車窓を楽しむことができるかつ昼より車内が空いているので
朝一の始発便は昼便よりメリットがあります。

冬の只見線も趣がありますが、冬で今回と同じことやっちゃうと凍えて無事じゃ澄まないと思いますので(笑)

今回の方法はあくまで夏のみに有効です、


以上、只見線の小出駅の始発列車に乗る方法でした。
始発列車には乗れたのですが、所々意識が飛んでいましたね(笑)
(車窓を楽しむために乗ってるのに無意味だな!)
会津川口の40分の停車があったので30分くらい仮眠をとったので、その後の眠気は治まり
良い景色を寝過ごしてしまった!という大惨事は避けられました。

タイトルでも書いてあるとおり、過酷なので万人にはこの方法はお勧めしません。

万全な状態で只見線の列車に乗るには小出駅の目の前にある小出ホテルオカベに宿泊するか、小出駅の隣駅の越後堀之内駅の近くにある月岡公園でテントを張って寝るかみたいな選択肢になると思います。

夜行バスはよほどなことじゃない限り乗りたくないっすね…(一睡もできなかった)

訪問日 2023/6/20

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