【JR西日本の特急・新幹線乗り放題!】 JR西日本 どこでもきっぷ 3日間のモデルコースはこれだ!

旅行

コロナの感染状況も落ち着いてきて大ダメージを受けた旅行・観光業界が少しでもお客さんを呼び戻そうと破格なきっぷやキャンペーンを行っています。

 

その中の一つにJR西日本管内の新幹線・特急列車が2、3日間乗り放題の
JR西日本どこでもきっぷが発売されました。

【デジタル・デトックス⁉】スマホを使わずにJR西日本元日乗り放題きっぷで乗り鉄をしてみました!
2018年1月1日(月)いよいよ正月になりまして「JR西日本元日乗り放題きっぷ」を使うときが来ました!元日乗り放題きっぷは普通列車はもちろん特急や新幹線も乗れる優れもので私は贅沢にグリーン車用を購入しました。大晦日~正月に行われてる終夜運転...

元日限定でJR西日本の乗り放題きっぷが発売されていましたがこのどこでもきっぷは期間内ならいつでも使えるという点で完全なる上位互換です。

 

その情報を見つけた瞬間 1も2もなく飛びつき、もともと予定していた旅程をまっさらにしてどこでもきっぷの旅程を組んで

利用期間の最初の最初 10/16~18の土日月を利用してJR西日本どこでもきっぷで西日本を奔走してきました。

 

JR西日本という広大なエリアをどのように周遊したのかをモデルコースとして紹介していきます。

JR西日本 どこでもきっぷ とは

JR西日本どこでもきっぷというのはJR西日本全線、智頭急行線の新幹線特急列車の自由席そして JR西日本宮島フェリーが2日間と3日間で乗り放題の切符です。

 

Jr西日本は一番東が新潟県の上越妙高で一番西が福岡県の博多までですのでかなり広大な範囲での乗り放題となります。

 

利用期間としては2021年の10月15日から12月26日までの約2か月間でこの期間内なら平日土日祝日関係なく利用することができます。

 

今までJR西日本が出すフリーきっぷの類は2名以上同一行程という縛りがあって筆者ゆうひみたいな友達が少ないぼっちには優しくない条件でした。

ただ昨今の情勢を踏まえて大人数での旅行があまり好ましくないのでこのどこでも切符は1名からでも利用できるのでぼっちにも優しい切符となっています。

2021年の5月頃にこの切符が発表されましたが一旦お蔵入りになって再び登場したのでうれしい限りです。

この切符の使用の注意点としては

・切符を利用開始日から1週間前に予約して購入しなければならない
・3日間用は JR の切符売り場で売っているが、2日間用は旅行代理店でないと購入できない

など細かい条件がありますのでそれは公式ホームページを見てご確認してください。

基本的に新幹線・特急の自由席乗り放題ですが指定席も6回までなら利用可能となっています。

 

これまた指定席券の発券方法も複雑でどこでもきっぷを発券する前か発券した後かで条件が異なってきます。

 

発券前
・指定席の変更を28回以内までなら変更可能
・ 新幹線同士を改札から出ないで乗り継ぐ場合、指定席のカウントが2個分になる

発券後
・指定席の変更が不可
・新幹線同士を改札から出ないで乗り継ぐ場合、指定席のカウントが1個分になる

 

といった感じで発券前後で指定席の予約方法が変わってきますので注意事項をよく読んでください。

個人的に分かりにくかったので追記させてもらいますが

発券前の指定席の予約はe5489で操作して予約ができますが

発券後の指定席の予約はどうやるのかがよく分かりませんでした。

発券後の指定席予約がやり方についてはみどりの券売機で回数券等で指定席予約/指定席の変更というメニューがありますのでそれをタップしていただき、どこでもきっぷを挿入して指定の列車の予約をとります。

ただ発券してしまうと指定席の変更ができないので乗るギリギリ前に発券したほうが良さそうですね

まず一番最初にやらなければいけないのは切符の受け取りです。

切符を受け取るためには jr西日本管内の駅に移動しなければなりません


今回は JR西日本管内の中で比較的行きやすい米原駅をスタート地点とします。


東京から見て一番近いのは新潟県の上越妙高ですが、こちらは北陸方面に迂回しなければならないので大阪方面に早くて安く行くにはこの米原からスタートさせるのが一番良いと思います。


後は関西空港だったりの空路を使って移動する手段もあります。

 

JR西日本どこでもきっぷの旅を米原からスタート

ちなみに東海道新幹線の米原~新大阪はJR東海の管轄ですので利用することはできません。

最初に向かうのは忍者の町である伊賀上野です。

JR琵琶湖線で草津駅に行き、草津線に乗り換えます。

ここら辺は特急がありませんので鈍行で地道に移動します。

柘植で関西本線に乗り換え

伊賀上野でさらに伊賀鉄道に乗り換えて中心部の上野市へと向かいます。

上野市駅

三重の上野公園に来ました。西郷さんはいませんが立派な伊賀上野城があります。

高石垣

石垣の高さがとても高い
一歩間違えれば堀に真っ逆さまですので注意しながら見学しました

関西本線で西に進み
天王寺から特急くろしおで新大阪へ
短い距離でもためらわず特急に乗れるのがどこでもきっぷの良いところ

新大阪で新幹線に乗り換え一気に西に進みます。
山陽新幹線は東海道新幹線と比べると本数が少ないのでうまく旅程を組む必要があります。

広島に到着
最終目的地は博多ですが途中下車して広島に立ち寄るという贅沢なことをしています。
 

広島駅近くの名勝 縮景園をお散歩

広島に行ったらお好み焼き…ではなく汁なし担々麺を食べます。
 
お好み焼きや牡蠣の陰に隠れがちですが
汁なし担々麺も広島のご当地グルメです。

新幹線に乗ってJR西日本の最西端の博多に到着
この先に博多南線というのがあってそこもJR西日本管轄なので博多南まで切符は有効です。
 

細麺が特徴の長浜ラーメン

中洲の焼鳥屋で焼き鳥を食べる
 
と1日目はグルメを満喫しながら西に進み、
博多で1泊しました。

 

モデルコース 2日目

せっかく博多に来ましたが他にも行くところが多くあるので7時前にさくらに乗って東へ戻ります。

2駅隣りの新下関駅
この大きい駅名表示の看板いいですね〜
 
新下関から在来線に乗り換え下関
そしてそこからバスに乗り換え

唐戸市場へとやってきました。
 

唐戸市場ではお寿司が陳列されておりそこから自由にネタを取っていくスタイルなので前々から訪問したいと思っていました。

1貫 100円~500円で回転寿司に+αした値段で新鮮なお寿司を食べることができます。

下関名物のふくを唐揚げにしたふく唐揚げ

再び下関駅へ戻り新下関で新幹線に乗り換えます。

新下関駅では新幹線の本数が少ないので一度下りの新幹線に乗車し再び九州に入り

小倉からさくらで姫路に向かいます。下関から在来線で小倉に向かった方が早いですが
下関から小倉方面はJR九州でどこでもきっぷは使用できませんのでこうしたトリッキーな移動となりました、

姫路でスーパーはくとに乗り換えて鳥取方面へ

スーパーはくとはwifi完備なのが嬉しいですね

山陰本線 普通列車
目的地が特急の止まらない駅なので鈍行で移動

下車したのは倉吉の一つ手前の松崎駅
東郷温泉の最寄り駅になります。

松崎駅から10分少々歩いて中国庭園の燕趙園を見学します。
なかなかフォトジェニックなスポットです。

燕趙園を見学した後は倉吉へと向かいます。

白壁土蔵群がある倉吉の中心街には倉吉線 打吹駅跡があり倉吉線記念館があります。

白壁土蔵群

米澤たいやき店

贅沢にたい焼きと大判焼きを注文 いうまでもなくモッチリ美味しいです!

三朝温泉にてひとっ風呂

鳥取といえば白バラ牛乳です。
贅沢に白バラ牛乳と白バラコーヒーの2本セットです。

鳥取名物 牛骨ラーメンで2日目は〆ます。

2日目は博多からスタートし下関でお寿司を食べ、鳥取観光しました。
かなりの移動距離ですが新幹線や特急をフル活用して成しえる行程だと思います。

モデルコース 3日目

最終日の3日目です。

関東在住の筆者ゆうひは東京方面に帰りつつどこでもきっぷを使用していくことになります。

月曜日の平日なので通勤特急のらくラクはりまに乗車できます。

新快速が停車しない大久保にらくラクはりまは停車します。

姫路→大阪(らくラクはりまが新大阪まで行くのを知らなかった)
大阪→新大阪(普通電車)
新大阪→京都(はるか)
と乗り継いで京都に着きました。

次に乗る特急まで時間があるので嵐山を少々散策しました。

特急サンダーバードに乗って北陸方面へ
加賀温泉で下車して加賀温泉郷の一つである片山津温泉に来ました。
 
 
ECO乗りクーポンというものがあり
温泉地までの交通費、入浴料、スイーツ券がついて800円なので
加賀温泉郷を巡るのに便利なクーポンです。

温泉でひとっ風呂した後にスイーツを食べます。

風呂上がりに柴山潟の湖畔を散歩しました。
奥に見えるのは浮御堂うきうき弁天で水上に浮かぶお堂です。

 

加賀温泉を後にして続いては北陸最大の都市の金沢に来ました。

金沢と言ったらカレー!
金沢カレーの老舗 ターバンカレーです。
駅から少々離れていますが食べに行く価値大アリです。

贅沢にカツカレー(800円)を嗜む

ドロドロのルゥとキャベツが金沢カレーの特徴です。
金沢カレーの代表店を全てめぐってみたいですね

 

JR西日本管轄 最東端の上越妙高 これにてJR西日本どこでもきっぷの旅は終了です。

上越妙高、南小谷、亀山の他社線管轄の駅ではどこでもきっぷを受け取れないので注意してください。

行程まとめ

どこくらい乗ったのかをデータとしてまとめてみました。

種別 発駅 着駅 走行距離
琵琶湖線 普通 米原 草津 45.5
草津線 普通 草津 柘植 36.7
関西線 普通 柘植 伊賀上野 14.6
関西線 普通 伊賀上野 加茂 26.4
大和路線 大和路快速 加茂 天王寺 50.5
大阪環状線 特急くろしお 天王寺 新大阪 14.5
山陽新幹線 のぞみ 新大阪 広島 341.6
山陽新幹線 のぞみ 広島 博多 280.7
       
山陽新幹線 さくら 博多 新下関 86.2
山陽線 普通 新下関 下関 7.2
山陽線 普通 下関 新下関 7.2
山陽新幹線 ひかり 新下関 小倉 19
山陽新幹線 さくら 小倉 姫路 463.4
智頭急行・因美線 スーパーはくと 姫路 鳥取 122.8
山陰線 普通 鳥取 松崎 34.3
山陰線 普通 松崎 倉吉 5.5
山陰線 とっとりライナー 倉吉 鳥取 39.8
因美線・智頭急行 スーパーいなば 鳥取 上郡 88
山陽線 普通 上郡 姫路 34.8
       
JR神戸線 通勤特急らくラクはりま 姫路 大阪 87.9
JR京都線 普通 大阪 新大阪 3.8
JR京都線 特急はるか 新大阪 京都 39
嵯峨野線 普通 京都 嵯峨嵐山 10.3
嵯峨野線 快速 嵯峨嵐山 京都 10.3
湖西線・北陸線 特急サンダーバード 京都 加賀温泉 182.5
北陸線 特急しらさぎ 加賀温泉 金沢 42.3
北陸新幹線 はくたか 金沢 上越妙高

168.6

新幹線・特急に乗車したのは計12回で総距離2263.4kmでした。

どこでもきっぷでどこに行くかはあなた次第!

JR西日本 どこでもきっぷのモデルコースをご紹介しました。

ただこれはほんの一例でどこに行くのかは読んでいるみなさんの自由です。

今回のようにあちこち各地を移動するのもいいですし、1か所に集中して周るための足として活用するのもOKです。

JR西日本のエリアは広大ですので、新幹線・特急が利用できるメリットを活かせるような2・3日間の旅を楽しんでください!

 

良かったらX(旧 Twitter)のフォローよろしくお願いします!

最新の記事をいち早くチェックできます→

コメント

タイトルとURLをコピーしました