兵庫県(但馬) 【雲海に浮かぶ天空の城跡&湯めぐり】日本全国47都道府県を巡る旅(38)

旅行
兵庫に祖母の家がありながらあまり馴染みがないのが但馬地区です。
 
ざっくり温泉が豊富というイメージですが実際に訪問してみたらどんな感じだったか紹介します。
湯村温泉
阪急梅田駅から特急バスに乗車して湯村温泉に向かいます。
バスに揺られること3時間 ようやく湯村温泉に着きました。
兵庫と言ってもほぼ山陰地方入りかけの場所でなおかつ近辺に高速道路がないので時間がかかります。
水曜どうでしょうを知ってる人ならお分かりだと思いますが湯村温泉はかつて但馬空港からヘリコプターの航路がありましたが現在は廃止されてバスだけのアクセスになりました。
温泉街独特の路地裏の階段
湯村温泉広場にある像
湯村温泉と言えばこの景色ですね
足湯があって湯気が立ち込めている温泉街らしい雰囲気がとても良いです。
湯村温泉の元湯である荒湯
源泉の温度は98℃で天然で沸騰した熱湯が利用できるということから飲み物や野菜を温めたりゆでたりすることができます。
足湯のふれあいの湯 
雨がパラパラ降っていたので誰も浸かってはいませんでした。新温泉町は夢千代の里として知られているみたいです。

1981年の夢千代日記というNHKドラマがこの湯村温泉でロケされたみたいです。

夢千代日記の詳細
せっかくなので
荒湯のすぐそばにあるお土産屋でネット付きの生卵を購入しました。
これを湯壺に浸けて温泉卵を作ろうと思います。
湯壺にはひもを引っ掛けるところがありますのでそこにネット付きの生卵を湯に浸けます。
10分ちょいゆでればいい具合に半熟になります。
茹で終わったら冷水で冷まして殻をむきやすくします。
見事な温泉卵!
うまい具合に半熟でゆであがっています。
 
ゆでたまごはその場で食うのも良し持って帰るのも良しなので自由に荒湯で調理してください(笑)
お土産屋で湯村温泉名物の栃餅も購入
バスの時間まで薬師湯でひとっ風呂
町民バスの夢つばめ(運行は全但バスに委託している)
浜坂駅まで300円で移動することができます。
乗客は僕一人のみ…
竹田城跡・立雲峡
「天空の城」と呼ばれている竹田城跡に訪問します。
播但線・竹田駅
和田山から1駅のところにあります。
駅の裏側に竹田城址登山口があります。
さっそく登ろうとしたら…
入場時間のご案内がありました。
現在時刻 12/1 7:26 
城跡に入場できません!
 
訪問日の前日である11/30ですと早朝から入場できるのですが
12月からは10時からでした…
 
滞在時間を考えると城跡には入場できないので
どうしようかと考えた結果
雲海に浮かぶ城跡が見れる立雲峡に行くことにしました。
播但線の第三殿町踏切
徒歩だと駅から竹田城跡の登山口までの最短ルート?ですかね
立雲峡に向かう途中
雲が立ち込めていました。
 
雲海が発生するには条件があるらしく
・10、11月の秋
・夜明けから8時ごろ
・よく晴れていて寒暖差が10℃以上
・風が少ない
といった具合です。
 
特段狙ったわけではないですが訪問した12/1は快晴で
時間もギリギリ8時前ということで条件が運よく揃っていました。
駅から立雲峡の約3㎞を徒歩で移動
12‰の急坂が続き歩きなれている僕でも少々キツいです。
 
駐車場に到着し立雲峡の料金所で環境保全費として300円支払います。
 
展望台までさらに登り道が続きます。
一番上の第一展望台までは40分かかるそうですが僕は時間が限られていたのでハイペースで階段を登っていきました。
(※筆者・ゆうひは特殊な訓練を受けています。登山する場合は無理せずゆっくりとしたペースで登ってください。)
第二展望台まで登ると雲海に浮かぶ竹田城跡が見えました。
実際に見てみると圧巻されました。
城跡じゃなくてこっちに来てよかったとも思いました。
ハイペースで登り続けて料金所から20分で第一展望台へと来ました。
もう雲海はほとんど残っておらず下の町の眺望もハッキリ見えました。
時間にして8時20分 やはり8時を境に雲海は消えるみたいですね
 
天空の城自体は第二展望台で観られたのでこれはこれで良いのかもしれません
極限までスマホカメラをズームして竹田城跡を撮影
帰り道 すっかり雲はなくなり麓からでも城跡が確認できました。

出石
出石にアクセスするために全但バスが販売しているコウノトリ探検チケットを購入
このフリーパスは全但バスのホームページにも載っていない知る人ぞ知るチケットです。
 
範囲は豊岡市全域です。豊岡市と聞くと使えるエリアが限定されていそうな気もしますが豊岡氏は広大な市ですので出石や城崎温泉、神鍋高原などがエリア内で全但バスのエリアの半分くらいは豊岡市と思うくらいなので周遊するにはうってつけです。
 
またノーマイカーデーというキャンペーンが第2水曜にあって500円でこのチケットを購入することが可能になります。
出石のシンボルマーク
日本最古の時計である辰鼓楼
辰鼓楼裏側の広場
出石城跡
石垣が立派です。
堀ではなく川です。
登城門
ここでも多重の鳥居が…!
多重の鳥居を観たのは通算何回目だろうか
有子山城跡
頂上に登れば出石の城下町を見下ろせる素晴らしい眺望が見られますが立雲峡を登った疲労があったのでパスすることに
出石城跡の本丸櫓からでも充分に城下町を眺めることができます。
二段ソフトが販売していました。
三段、四段と欲張りに味を選ぶことができます。
かなり迷いましたがオリジナルテイストのそばと黒豆をチョイス 
そばはどんな味がするのだろうと興味がありましたが確かにそば粉っぽい味がしましたね
出石の名物 皿そば たくみやでそばをいただきます。
そばが小さいお皿で運ばれてきます。
5枚がデフォルトですが足りなかったら1枚1枚追加することも可能です。
 
僕の入ったお店は生わさびが運ばれてきて待っている間にわさびを擦っていました(笑)
 
調味料がたくさんなのでこの皿はこれをかけて食べよう と選択肢が多くて食べるのが楽しいです。
そして〆のそばつゆに蕎麦湯をかけて飲み干す!
肝心のそばよりもこっちでお腹いっぱいになりました(笑)
 
結局 蕎麦湯がなくなるまでゴクゴク飲んでいましたね
蕎麦湯を使い切ってもそばつゆはまだ余っていました。
 
ために蕎麦湯で薄めたそばつゆが飲みたいなと思いました。

城崎温泉
城崎温泉の象徴である大谿川の柳並木
倉敷の美観地区のような風情です。
城崎温泉に7か所ある外湯の一つである御所の湯
内装は新しく様々な種類の露天風呂があり楽しめました
外湯の中で混雑することが多いのがこの御所の湯です。
 
外湯巡りには1日券のゆめぱがあります。
値段は1,300円で外湯は一律700円ですので2か所行けば元が取れます。
デリカ茶屋 但馬牛を使用したコロッケ(200円)
 
温泉街の少々奥にロープウェー乗り場があります。
城崎の眺望スポットとして訪問します。
城崎出身の昭和の実業家太田垣士郎の銅像
ロープウェイ乗り場
帰りは歩いて下山しようと考えていたので片道券だけを購入しましたがいきなりザァーと雨が降り始めました。
 
係員さんは心配すると見せかけた帰りも金を落とせぇ!と言わんばかりに「帰りの乗車券は大丈夫ですか?」と言ってきます。
とりあえず「上に着いてから判断します」と答えロープウェイに乗ります。
 
途中の温泉寺駅を経由して山頂駅へ
展望台へ登ります。
日本海とその山々がよく見えますね
こうしてみると城崎温泉は自然に囲まれていますね
眺望スポットではおなじみのかわらけ投げ
 
大師山ハイキングコースを下ります。
雨はほぼあがっていて普通の登山道だろ
と高を括っていましたが
この登山道 道幅が人一人ようやく通れるくらいの道幅で狭いです。
まだ地面が乾いていないのでツルツル滑りますし歩くのにかなり神経を使いました。
 
なので悪天候のときは無理せずケチらずロープウェイで往復したほうがいいですね(無事ケガ無く帰ってこれましたけど膝を痛めました…)
ロープウェイ乗り場付近にある城崎温泉元湯
湯村温泉童謡ここでも湯壺で野菜をゆでることができました。
歩いて冷えて疲れ切った足を一の湯の足湯で癒します

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