北海道東日本パスで行く北海道・東北6泊7日ロングシート地獄ツアー 第2夜 ~青森・秋田編~ Hokkaido・JREast Pass Hokkaido・Tohoku 6 nights 7days long sheets hell tours No.2 ~Editing Aomori・Akita~

乗りつぶし

1日目はこちら

当初の予定では男鹿線で日没になり秋田内陸縦貫鉄道の始発駅である鷹巣で2日目は終わる予定だったがまだ昼過ぎでまだ乗れる。
そこで思いついたルートがリゾートしらかみで五能線に乗車するルートです。
五能線は最長片道切符の旅でルートに入っているので後回しにしていましたがリゾートしらかみは夏期間中、毎日走っているし車窓が良い路線とテレビやメディアに何度も取り上げられている五能線だから2回乗ってもいいんじゃないかと思い早速リゾートしらかみの指定席券を購入しました。

指定席券は一律520円でリゾートしらかみは快速なので18きっぷや北東パスを乗車券として乗ることができる。

目的地は弘前でギリギリ日没までに弘前に着くのでちょうどよくプランの穴を埋めた
プランニングだと我ながら思います。

秋田から弘前までは5時間かかります。五能線自体が東能代から川部まで147.2㎞とローカル線にしてはかなり長い路線で時刻表をよく見ると深浦や千畳敷で長時間停車するのでそんな時間になるのでしょう。
でも僕はかつて、今はなき滝川釧路の最長距離普通列車や飯田線の上諏訪豊橋を体験してきているので5時間くらいどうってことない。
https://www.yuyusora.com/74287129/

【滝川~釧路を8時間かけて運行していた】根室本線 最長運行時間普通列車 2427Dとはどんな列車だったのか?
国鉄時代 長距離運用の普通列車がわんさか走っていましたが、国鉄が各地域に民営化され徐々に運用が減っていきました。 長距離列車に宛がわれた理由として郵便・荷物輸送を行っていて全国各地に物を届ける役目を果たしていましたがJRになる前の1986年...

列車は秋田を後にして奥羽本線区間は飛ばして走ります。
秋田から1時間東能代駅に到着 列車は方向転換して五能線に入ります。

五能線は「五」所川原と「能」代の頭文字をとったもので能代線と五所川原線がそれぞれあってそれらの路線を繋げた結果147.2㎞の長大ローカル線が誕生したとアナウンスされていました。
でも五所川原の周辺の地図を見ると五能線は左に急カーブで津軽鉄道の路線が自然な線形になっています。もし国鉄が津軽線を計画通りに建設していたら五所川原~川部が津軽線になったかもしれません。

バスケの町能代を通り世界遺産である白神山地を通っていきます。
八森~鰺ヶ沢まで海岸に沿って走っていきます。


五能線の輝点の東能代駅 0㎞ポスト

 


リゾートしらかみの車内に展望デッキがあり車窓を楽しむことができる


深浦に停車中のリゾートしらかみ

僕はあまり写真を撮ってなくてみなさんに写真を見せることはできませんが噂通り五能線は絶景スポットが多いので見ている読者のみなさんもぜひ乗って肉眼で車窓を堪能したほうが絶対良いです。
途中 深浦に21分、千畳敷に15分停車して海を眺める
観光名所をじっくりと眺められるように長時間停車するダイヤとなっています。

鯵ヶ沢を過ぎたら80㎞海岸線沿いを走っていましたがこの先は田園風景が広がっていました。

日が沈んだ頃に弘前に到着 長く乗ったなって感覚でした。
リゾートしらかみは弘前で方向変えて青森まで向かいます。

僕は翌日の秋田内陸縦貫鉄道に乗るために鷹ノ巣に宿をとっていたので鷹ノ巣へ
このとき701系の普通秋田行きは虫がたかってて多くの箇所を刺されたので最悪でした。

さて翌日になり始発の秋田内陸線の角館行きに乗ります。
秋田内陸線は一部元国鉄路線で鷹巣~比立内が旧阿仁合線、角館~松葉が旧角館線となっていました。第三セクターに移管されることが決定した際に未成区間だった比立内~松葉が結ばれて94.2㎞の長い第三セクター路線となりました。

旧阿仁合線の区間はスピードが遅くノロノロ運転なのに対して比立内から南の区間は新線でもあるのかスピードをだして川や山を突っ切ります。
でも比立内~松葉は乗客がほとんどおらず筆者ゆうひを含めて2名ほどでした。


角館駅にて

角館に着き北上線が出ている横手駅へ
田沢湖線は普通列車の数が極端に少なく秋田新幹線を使わざるを得ません。
角館~大曲と短い区間ですが特急料金をしっかりととっていくので1,070円かかりました。


北上線黒沢駅で列車交換をする

お盆が近いせいかもともとなのか分かりませんが北上線は席が埋まっていたので75分ほど立って北上へ
でも僕的には立っているほうが眠くならないし車窓もしっかりと見られるのでそんなに苦ではないですね 車両後方で北上線の綺麗な景色を後面展望楽しむことができました。

新幹線停車駅なのに北上駅前の何もなさに絶望して次なる目的花輪線を目指して盛岡へ
盛岡まで50分ほど時間があったので名物のわんこそばを食べようとしたのですが店の混雑で間に合わなそうだったので立ちそばで我慢しました(笑)

花輪線はキセル対策のためなのかIGRいわて銀河鉄道と同一ホームから発着します。
好摩が起点なので第三セクターのIGRいわて銀河鉄道を経由しないといけないので
18きっぱー泣かせの路線です。

好摩からしばらくは平野を走行しますが安比高原や八幡平など峠越えの区間は1駅走るのに10分かかったりします。
途中 鹿角花輪や十和田南で長時間停車して3時間20分ほどで終点の大館に到着しました。


十和田南駅で方向転換をする

大館でまた奥羽線に乗って大鰐温泉から出ている弘南鉄道の大鰐線に乗ります。
大鰐駅に着くと昭和を感じさせるレトロで寂れた駅舎がありました。

駅窓口は17時で閉まっていてどこかさみしい感じがしました。
しばらく待つと地方私鉄ではお得意の旧東急車がやってきてゆっくりと発車しました。

ワンマンの自動放送はJR北海道のディーゼルのワンマン放送と同じ女性の声でした。
チンタラと30分ほど走って終点の中央弘前駅に到着
いかにも昭和って感じの駅舎で時代に取り残されたような雰囲気で運賃の支払いは有人改札で現金払いでした。


弘南鉄道大鰐線の終着 中央弘前駅 弘前駅より離れている

日が暮れたので黒石線は翌日に回して弘前にあるユースホステルで宿泊
ユースホステルの会員じゃなくて会員登録したいと言ったら
「あぁいいよいいよ会員登録お金かかるから特別に会員料金で泊めてあげる」と大盤振る舞いをしてくれ、さらにはお菓子やスイカをだしてくれました。

洗濯機が無料で使えるのは嬉しかったです。
あとホテルのベッドは硬くて気持ちよくないのですがここのユースホステルの布団はフカフカで気持ち良かったです。

なんだかおばあちゃんの家に帰ってきたようなそんな気分にさせてくれたユースホステルでまた利用したいなと思いました。

翌日、弘南鉄道の黒石線に乗るために弘前から五能線の分岐駅の川部まで向かい川部から出ている弘南バスで黒石駅へと向かいました。
単純に黒石線を往復するよりもこのルートが安かったのでこっちにしました。
※バスは本数が少ないです

黒石線は青森で有名な田んぼアートの近くを通るそうですがシーズンじゃなかったので田んぼアート駅を通過していきました。

弘南鉄道も完乗したので道南いさりび鉄道や札幌・函館市電に乗るために北海道へ渡ります。

第3夜に続く

本記事の行程
2018.08.09(木)
羽後本荘-<羽越線>-秋田-<五能線 リゾートしらかみ くまげら>-弘前-<奥羽線>-鷹ノ巣

2018.08.10(金)
鷹巣-<秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線>-角館-<秋田新幹線>-大曲-<奥羽線>-横手-<北上線>-北上-<東北線>-盛岡-<IGRいわて銀河線・花輪線>-大館-<奥羽線>-大鰐温泉・大鰐-<弘南鉄道 大鰐線>-中央弘前

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