四国一古い私鉄 伊予鉄道の乗車記

乗りつぶし

伊予鉄道は1887年に設立し日本で初めての軽便鉄そして中国・四国で初めての鉄道として、松山~三津が1888年に開業された(Wikipediaから引用)

歴史ある鉄道会社で道後温泉などにアクセスする路面電車の松山市内線と松山観光港や郡中港などにアクセスする郊外線があります。そんな伊予鉄道について紹介していきます!

伊予鉄道を効率良く乗りつぶすためのルート

鉄道歴史パーク in SAIJO を一通り見回ったので伊予西条を後にして松山に向かいます。

青春18きっぷを使用していたので予讃線で普通列車でトコトコ移動して松山の一つ手前の三津浜駅で下車して少し歩いて伊予鉄道高浜線の三津駅から乗るという計画を立てていましたが予讃線は単線で行き違いで今治などで長時間停車するのでかなりのタイムロスをしてしまいます。

バスがないか調べてみたところ新居浜~伊予西条~松山の特急バスがありましたさらに嬉しいことに横河原線の終着駅である横河原を経由するのでこれは乗らないわけがない!と思い早速乗り込みました。
松山市~横河原は30分かかるので従来の計画よりかなり時間短縮になると思いました。


おおまかなルート ※マップ上では松山自動車道を経由していますが小松街道を経由します。

伊予西条~松山 比較
  JR予讃線 普通列車 特急バス・伊予鉄道横河原線
所要時間 約2時間 約1時間40分
値段 1,640円 1,700円

所要時間は今治を経由しないのでバスと伊予鉄道経由のほうが早く
値段は若干JRのほうが安いですが60円しか変わらないので大差はありません。
バスは特急バスなので高速バスタイプで快適でそこそこ空いています。

高速バスなので高速道路を使用するかと思ったら一般道を進んでいきます。
途中に峠越えがあるので揺れるのでバスが弱い人は注意してください。


横河原駅にて 松山市を通り高浜線の高浜まで直通

伊予西条を出発して約1時間 横河原のバス停に到着しました。
バス停は駅前にはありませんが徒歩5分以内で駅に着くのでマップを見ながらだと迷わずにたどり着けると思います。

ALL IYOTETSU 1Day Passで伊予鉄を乗りつぶす

伊予鉄グループの電車・バスに乗れるALL IYOTETSU 1Day Passを購入し乗車します。
このフリーきっぷはコインで乗車日を削るスクラッチ方式で1day passの場合乗車日以外のところを削ると無効になるので間違って他のところを削らないかと無駄なプレッシャーを感じながら削りました笑

横河原からまずそのまま高浜駅へと向かいます。
横河原~松山市は13.2㎞しかありませんがその間に駅が14駅ありさらに単線なので頻繁に行き違いが行われ30分くらいかかります。

一方で高浜線は松山観光港のアクセスなどを担っており終点の高浜駅の1つ手前の梅津寺駅まで複線と設備が良いです。
三津駅を出ると海岸沿いを走り高浜駅に到着します。


高浜駅にて 当駅から松山観光港行きのバスに接続している

郊外線と市内線の乗換駅である古町駅で市内線に乗り換えて路面電車に乗車します。
市内線は基本的には併用軌道で道路と並行して走行しますが平和通一丁目~宮田町は専用軌道を走行します。


松山市駅 JR松山駅より市街地にある


本町六丁目の終端部分から城北線がクロスする


本町線の本町六丁目電停 道路の真ん中にポツンと乗り場がある

本町線は1時間に1,2本しか来ないので乗るときはしっかりと時刻表を確認したほうがいいですね


大手町駅前にあるダイヤモンドクロス 電車と路面電車が平面交差する

ALL IYOTETSU 1Day Passはいよてつ高島屋にある大観覧車「くるりん」の通常ゴンドラに妙量で1回利用できるので乗ってみました。
通常700円かかる観覧車ですが1day passで松山の夜景を楽しむことができました!

松山から九州の小倉に出ている松山・小倉フェリーに乗船するため松山観光港に向かうためにまた高浜線に乗って高浜駅でバスに乗り換えようと思っていたのですが時間がなかったので松山観光港行きのリムジンバスを利用しました。
道後温泉や大街道・松山駅から出ているので郊外線で行くよりも利便性が良いです。

その他に松山空港に向かうリムジンバスもあるそうなので松山観光に頻繁に電車やバスを使う場合はALL IYOTETSU Passを使ったほうがお得ですね
2day passや3day passもあります。
(2018年8月訪問)

以下 前回訪問時の話です

2016年の年末にバースデーきっぷで四国を周遊しました。
そのときに下灘駅を訪問してその帰りにこのままJRで松山まで行くのも味気ないから伊予鉄で松山に行くことになりました。
伊予市駅のすぐそばに伊予鉄の郡中港駅があります。
すぐ近くにあるのにJRと私鉄で駅名が違うということは珍しいことではないのです。
このあたり一帯を郡中と呼んでおり伊予市も開業したときは南郡中という駅名でした。


郡中港駅にて すぐそばにJR伊予市駅がある

郡中線で松山に行き道後温泉などを観光しました。


松山市駅


道後温泉駅前に坊ちゃん列車が停車中 日中は観光列車として運行されている
※2023年11月から運転士不足により運休中です。


道後温泉駅に停車中の路面電車
(2016年12月訪問)

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