放送大学でとった点数しだいで単位の合否が決定する単位認定試験が
1学期は7月、2学期は1月にあります。
放送大学は選択形式がほとんどですしテキストの持ち込みもOKな教科が多いです。
一般的な大学の試験より軽い!軽い!と思いがちですが、対策をしないでいると
「単位を落としてしまった…」ということも十分有り得ます。
わたくし、筆者ゆうひは会社に勤めながら時間の合間をみて学習を進めていますが、正直言って腰を据えてガッツリ学べているわけではありません…
ですが、きっちりと単位は取得していますし、中には最高評価のA〇 評価も
ちらほらといただいています。
最初は持ち込み有だから試験本番の時に教科書を読み込むしか…
と思っていたのですが「ある」方法を実践してから効率的に勉強ができて単位を容易に習得できるようになりました。
本記事ではその勉強法をお伝えしようと思います。
単位取得はマストですがどうせ授業料を払っているなら良い評価で
単位を取得したいですよね
単位認定試験の試験勉強方法
私、筆者ゆうひが行っている勉強法は以下の通りです。
順を追って説明します。
①自分が受ける予定の科目の過去問を収集する
放送大学では直近の2学期分の過去問がダウンロードできるようになっています。
しかし直近の2学期分の過去問から出題されることはあまりなく
私の感覚としては3期前の過去問からよく出題される傾向があります。
なので、あらかじめ自分が将来、受講するであろう科目の過去問をできるだけ
全部ダウンロードしておくことからスタートします。
毎期、毎期、更新される前に過去問をダウンロードして確実に3期前の過去問が参照できるようにしています。
放送大学の授業は5年前後くらいで科目の更新があったり、新規開設科目があったりしますが科目登録の段階からすでに潤沢な過去問があるかつ、興味のある教科を選んでいます。
新規開設科目も時が経てば過去問がストックされるのでその時に履修するように計画をしています。
②過去問や通信指導の自習問題を解く
収集した過去問や通信指導の自習問題を解いていきます。
人間は問題を解くことによって頭で覚えることができます。
私自身の体験ではただ単にテキストを読んだり、放送授業を聞き流しているだけでは
理解度は低かったのですが、過去問演習や通信指導の自習問題を解いて、テキストを再読することによって理解を深めることが出来ました。
過去問とか通信指導は要点をおさえた問題を出題しているので解いておいて損はないです。
③過去問を解いてテキストの該当箇所を読んで理解を深める
過去問を解くときにテキストを見返すのですが、その見返す際に、
これの根拠となる答えはどこだろう?とテキストを精読するようになります。
過去問とかの問題は、先述しましたが要点要点をきっちり絞って出題しているのでテキストで答えとなる該当箇所を精読するだけでかなり理解度が深まっていきます。
最初はテレビやラジオでさっーと観たり聴いたりするのですが
1回流して学習するだけでは定着せず、
結局、この章の要点ってなんだったのだろう?となってしまうことが多いです。
ですが過去問を解いてその該当箇所を読んで復習することで なるほどそういうことか! と理解することができます。
④ 試験に臨む
過去問を一通り解き終えたら、潔く試験に臨みます。
持ち込み可の科目がほとんどですので、暗記するような理解は必要なく解いた
過去問の答えとポイントをメモしたものがあれば十分です。
最悪、過去問演習が終わらなくても、さっーと全ての問題に
答えを書いておくだけでもOKです。
上記のようなステップを実践すれば、単位認定試験で合格点を取れるくらいにはなっているはずですので本番ではミスなく解き進めてください!
過去問演習が大事な理由
過去問を解くだけで本当に大丈夫なの?
と不安になる気持ちは分かります。
ですがむしろ過去問だけを行ったほうが単位取得するという目的にたどり着くための
最短な手段だと考えています。
理由として以下の3つです。
①同じ問題・似たような問題は確実に正答できる
単位認定試験では過去問と似たような問題もしくは全く同じ問題が出題されます。
過去問を解いたことによってその問題は確実に正解できる問題にラベル付けされます。
単位認定試験では6割の点数を取らないと単位は取得できません。
あと1問正解だったら単位取れていたのに…
と悔やんでも悔やみきれない事態を過去問を解くことによって最小限におさえることができます。
②問題の傾向を掴むことができる
放送大学の単位認定試験でも過去問によって問題の傾向を掴むことは重要だと感じています。
全15章あるテキストの中でどういった問題が出題されるのかをいち早く知るためにも
過去問演習は効率的な手段です。
過去問を見て、この科目の問題は易しいとか難しいの判別が付けられるようになります。
おそらく全科目共通なのかもしれませんが
放送大学の単位認定試験は1問目が章が若い1章や2章の内容の問題が出題され、
最後の10問目になってくると14章や15章の内容から出題されるいわゆる章立ての問題構成になっています。
③過去問にない問題をじっくり解くことができる
①の同じ問題・似たような問題は確実に点数がとれる
と書きましたがその逆の過去問にない問題をじっくりと解くことができるという点でも過去問は有用です。
例えば全10問の問題があって、そのうち5問が過去問と同じあるいは類題だったとしましょう。
単位認定試験の時間は一律50分ですので
択一式の問題を10問解くとしたら1問あたり平均5分で解く必要があります。
何も知らない状態でテキストから根拠となる文を探し出すのに5分は少々厳しいです。
しかもそれを10回繰り返すとなるとかなり骨が折れます。
ですが過去問演習を行ったことによって過去問になかった5問に集中することが
できます。
50分のうち最初の10分で過去問と同じ問題または類題を解いて残り40分を新問に充てることができます。
5問を40分で解くことになりますので1問あたり8分と過去問を解かなかった場合と
比べて余裕が出てきました。
問題をじっくり解くことができることによって根拠となる答えがたどり着き安くなり、
点数が取れるようになります。
過去問を解きまくって、学習する方法をお伝えしました。
あくまで勉強法の一例に過ぎませんが
この方法を活用して忙しい社会人学生でも要点をおさえて確実に単位取得できると信じています。
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