乗りつぶしをやっていると私鉄はフリーきっぷが会社ごとに違って値段がかさばることがあります。
私の場合 私鉄は起点から終点までの単純移動が多いので私鉄会社ごとにフリーきっぷを買わないことが多いです。
しかし九州では、旅名人の九州満喫きっぷ というJR九州と九州内の私鉄の快速・普通が乗り放題のきっぷがあります。
青春18きっぷに私鉄が乗り降り自由という+αでさらに通年発売なのでいつでも購入することができます。
私はきっぷを買うとき極力クレジットカードで支払いますが中小私鉄ではクレジットが使えないことが多いのでクレジットカードが使えるのはありがたいですね
(クレジットカードは何%かカード会社に支払わなければならないので使えないのは妥当だとおもいますが)
九州の鉄道に乗るとき毎度毎度、旅名人の九州満喫きっぷを利用しているので
今回も利用していきたいと思います。
まず長崎に来て 長崎電軌 に乗りました。
長崎を走っている路面電車で料金は一律120円※です。
※2018年現在の運賃
長崎は3回ほど行ったことがあるのですがグラバー園にはゆっくり見ることができないというジンクスがあります笑
前回訪問したときはカメラが壊れてしまい乗りつぶしを中断してしまいました。
今回、グラバー園には行っていませんが残りの未乗区間を乗りに行きました。
長崎電気軌道の西町電車営業所 の脇を通る
崇福寺電停
長崎電軌走行シーン
赤追電停
長崎電軌を乗り終えたので島原鉄道を乗りに諫早駅に向かいます。
赤追電停から西浦上駅が近いのですが次の列車まで時間があったのでそれなりに近い道ノ尾駅に歩いていきました。
長崎本線旧線でゆったりと移動して諫早駅
島原鉄道では中小私鉄でも少ない快速という種別がありますので1時間もかからず島原に到着しました。
このまま島原外港まで行っても良かったのですがフェリーの出港まで時間があったので島原に途中下車することにしました。
島原鉄道は運賃が高いので普通の切符だと途中下車するのもためらいますが
フリーきっぷなので遠慮なく降りることができます。
ということで次の列車が来る30分で島原城の周りを歩きました。
歩いて20分ちょうどくらいでいい感じで時間を潰すことができました。
乗りつぶしの旅では基本的に観光をあまりしないので観光やグルメメインに旅してみたいなと思います。
島原鉄道の諫早駅にて
島原駅にて
鯉駅長の「さっちゃん」が迎えてくれた
終着の島原外港 2008年まで加津佐方面の路線が存在した。
島原外港に到着して徒歩5分で港に到着してフェリーで熊本にワープします。
乗船券を購入しますがここでフェリーと連絡する無料送迎バスは事前予約が必要と書いてあって冷や汗をかきました。
受付のお姉さんにバスの席は空いてるか聞いてみたところ無事空いているので乗ることができました。
(ちゃんと下準備して旅に望まないとダメですね…)
年末ということで家族連れの人たちが多く混んでいました。
島原と熊本を結ぶ九商フェリー 1時間で熊本港まで行く
フェリーは1時間ほどで熊本港に着岸し連絡する無料送迎バスに乗ります。
乗船券を購入するとき無料送迎バス引換券をもらったのでそれを運転手さんに渡して乗ることができます。
熊本港から熊本駅まで25分でした。脚に暖房が直で当たってとても熱かったです。
熊本港から熊本駅まで無料の送迎バスで移動できた
熊本に着きました。
前回は熊本ラーメンしか食べないので熊本は本格的に乗りつぶすのは初めてです。
熊本駅→田崎橋電停
田崎橋電停→辛島町電停
辛島町電停→上熊本駅前電停
上熊本→北熊本→御代志
御代志→徒歩→熊本高専前→藤崎宮前
藤崎宮前→徒歩→辛島町電停→健軍町
の順で乗りつぶしました。
熊本市電の田崎橋電停
上熊本駅前電停
熊本市電の上熊本駅前電停の近くに熊本電鉄の上熊本駅がある
北熊本 入線
菊池線の終点御代志駅 かつては路線名の通り菊池まで路線があった
熊本電鉄は菊池線と藤崎線の2路線があります。
上熊本~御代志 の菊池線が本線でありますが運行形態は 上熊本~北熊本, 藤崎宮前~御代志で分かれています。車両は転用されたもので元銀座線の車両などがあります。
熊本電鉄はLRT化する計画であり熊本市電と乗り入れをする予定であります。
御代志から先の路線延長も検討されているらしいです。
藤崎宮前駅にて
健軍町電停 近くの露店でからあげを買った
日付が変わりくま川鉄道に乗車しました。
くま川鉄道は肥薩線の人吉(人吉温泉)から湯前を結ぶ旧国鉄路線です。
内装が豪華な単行列車に乗って終点の湯前を目指します。
くま川鉄道という名前だから球磨川に沿って走るのかというとそうでもなく、むしろ肥薩線のほうが球磨川に沿って走るので球磨川を楽しみたいなら肥薩線にご乗車ください。
くま川鉄道の人吉温泉駅にて
このような単調な景色が続く
利用者はそこそこ多い方でした。
のどかで単調な景色が終点の湯前まで続いていました。
終点 湯前 まんが美術館がある
終点の湯前に到着しました。
旧国鉄湯前線から第3セクターに転換した路線で元々の計画ではかつて宮崎県にあった妻線を経由して佐土原そして宮崎に至る路線として建設されたそうです。
湯前の駅のそばには湯前まんが美術館がありますが年末年始ということもあり閉館でした。
路線名・区間 | 値段 |
長崎電軌 2回 | 340 |
JR長崎本線 道ノ尾~諫早 | 560 |
島原鉄道 諫早~島原 | 1,430 |
島原鉄道 島原~島原外港 | 150 |
熊本市電 5回 | 850 |
熊本電鉄 上熊本~御代志 | 400 |
熊本電鉄 熊本高専前~藤崎宮前 | 350 |
JR豊肥本線 新水前寺~熊本 | 210 |
JR鹿児島本線 熊本~川尻 | 210 |
4500円 | |
JR鹿児島本線 川尻~八代 | 650 |
くま川鉄道 人吉温泉~湯前 往復 | 1,380 |
JR日豊本線 隼人~鹿児島 | 560 |
鹿児島市電 3回 | 540 |
3130円 |
どのくらい元が取れたのか計算してみました。
2日目は少しトラブルがあって元が取れていませんが(肥薩線の記事を参照)1日目は私鉄に乗りまくったので10,800円※を3日で割って3,600円以上のねだんとなりました。
※2018年現在の運賃
このようにJRも私鉄も乗る場合には旅名人の九州満喫きっぷを活用することでお得に乗ることが出来ました。
訪問日
2018/12/30
2018/12/31 くま川鉄道
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