実況
当初の予定では切符のルートを姫路まで進めて神戸に戻り神戸観光をしようと思っていました。
祖母の家に戻ってもいいのですが帰宅が21時半になります。
それほど遅い時間ではないのですが祖母は早い時間に寝るため門限が厳しく20時くらいにいつも戻らないといけませんでした。
神戸の快活クラブに宿泊する予定でしたがそれなら祖母の家にもう1泊したほうが安上がりで翌日の行程にも支障がないので交渉してみた結果 許可が下りたので着替えなどの荷物を置いてきっぷのルートを進めることとなりました。
また晩ごはんを用意してくれるので本日もなるべくお金を使わず行動していきます。
福知山線は新三田、篠山口と系統が細かく分かれているなか朝の時間の福知山行きは貴重で乗り換えなしで福知山に向かうことができます。
山陰線の乗り換え時間があったので福知山駅近くの市民交流プラザでありがたくWIFIを使わせてもらいました。
山陰線の普通列車 終点の城崎温泉近くでは混雑していました。
城崎温泉の街並み
駅前に足湯がありました。
山陰線で嫌というほど見るたらこ色のキハ47系 鳥取まで2時間近くかけてゆっくり走行します。
新余部鉄橋です。 途中下車してゆっくり観たかったのですが先を急いでるので車内から見ることに
浜坂駅にて
そして終点の鳥取に到着しました。 有名スポットの鳥取砂丘やすなばカフェはすでに訪問済みなので割愛します。
乗り換え時間も少ないので駅近くにある鳥取鉄道記念物公園を5分だけ観ることにしました。
この公園はかつての地上時代の鳥取駅だそうでホームと線路の一部を保存しています。
現在の鳥取駅から3分ほどの距離にあり地上時代は機関庫があつたそうで広大な構内だったことがうかがえます。
乗り場案内も当時のものらしく下関と表示されているのが国鉄らしいですね
鳥取駅が高架化されたのは1978年で若桜鉄道も国鉄路線だったので若桜も案内されています。
駅前の因幡の白兎の銅像
因美線に乗り換えます。
鳥取から因美線で3駅先の郡家で下車しました。
ここで少し寄り道をして若桜鉄道に乗ります。
駅前の神うさぎのモニュメント 縁起があるのか?
若桜鉄道の1日フリーきっぷを760円で購入 郡家~若桜は片道430円なので若桜で往復すると100円得をします。
若桜鉄道の列車が郡家に入線
途中の隼駅 駅前にはやぶさの客車が展示されていて宿泊施設になっています。
終点の若桜駅にて
転車台がありSLが展示されています。
SLの運転体験ができる日もありまして鉄道マニアにはたまらないスポットとなっています。
5分だけ若桜駅を観て折り返します。
行きは1両編成だけでしたが帰りは増結して2両となり車内はガラガラでした。
郡家に戻るとホームの反対側には智頭行きの列車が待っていました。
智頭急行線に入らないのに智頭急行の車両でした。
智頭に到着 4分後発車の津山行きの列車が待っていました。
因美線は智頭を境に雰囲気が変わります。
智頭より北の区間は智頭急行からやってきたスーパーはくと、いなばが走るので
設備や線路保守をしっかりしているのですが智頭から南は線路に草が生え放題で
中国ローカル線のお得意技の必殺徐行が頻繁に行われます。
線路の保守コストをなるべく低くしようとして徐行が行われるのですが智頭から津山の約40㎞ちょっとを約75分かけて走るというのんびりしたダイヤです。
普通の人は智頭急行や高速バスに流れて行ってしまいますね…
車内を見渡す限り地元の人か物好きなマニアくらいでした。
智頭で間違えて乗ってしまったのか明石に行きたいおっちゃんが何度も運転士さんと相談してました。
どうすれば早く着くのか?とか聞いていたような気がします。
おっちゃんのこれから行くルートは最長片道切符のルートと同じで因美線で東津山に行き姫新線で姫路そして山陽線で明石ですが智頭急行で上郡まで出て山陽線で明石に向かうルートは前者のルートより1時間早く明石に着きますのでおっちゃんドンマイ!としか言いようがないですね…
のんびり走って東津山で姫新線に乗り換えます。
因美線と姫新線の合流地点が津山ではなく、この東津山になりますので切符のルートも長くなるというわけです。
姫新線もこれまたのんびりと走り終点の佐用ではすっかり日が暮れてしまいました。
真っ暗ななかさらに1時間姫新線に乗り終点の姫路に到着しました。
切符のルートはここで打ち切り神戸方面の新快速に乗ります。
姫新線と山陽線には中間改札がありますがちゃんと駅員がいますので切符を提示すればOKです。
出札補助券ではなく経路表示別紙に下車印を押してもらいました。
祖母の家に戻るのに時間に余裕があるならば三宮で阪急に乗り換えたいところですがなるべく早く帰るためにJRでそのまま川西池田に行きます。
姫路からだと学割が使えないのでお得意の分割乗車券で安く済まそうとしたのですがJR西日本の指定券売機は残念なことに他の駅からの乗車券が購入できないのです。
一応買える裏技はあります。
今回の場合姫路→川西池田を姫路→元町、元町→川西池田で発見しようとしてました。
発券する両駅の間に特急の発着駅があれば購入可能なのですが
元町→川西池田は途中に特急の発着駅がないので券売機で購入できませんでした。
それで川西池田の有人改札で姫路→川西池田の正規運賃を結局支払う羽目になってしまったのです。
なんだかとても損した気分になりまして
券売機といい列車遅延といいまともなフリーきっぷも出さないといいでJR西日本に文句の一つも言いたいですが、経営理念上いたしかたないので
今度から素直に窓口で注文するか…と反省したのでした。
行程
費用
品物 | 値段 |
セブン | 64円 |
若桜鉄道 1日乗車券 | 760円 |
移動交通費 | 1660円 |
18日目 計 | 2484円(累計 205,768円) |
行程・費用は2019年3月当時のものです。
データ
切符進捗: 川西池田→福知山→鳥取→東津山→姫路 407.3km
8472.8km/10725.2km 79.0%
累計費用:205,768円
第19夜に続く
訪問日
2019/03/14
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