JRは沖縄を除く全国に線路が続いていますが、私鉄はそんなに距離が長いものはそんなに多くないです。
しかし東京から福島 会津若松まで私鉄路線オンリーで行けるルートがあるのはご存知でしょうか?
といっても会津若松まで全て同じ会社が運営しているわけじゃないそうです。
ルートを詳しく説明しますと
・浅草~東武動物公園 東武スカイツリーライン(伊勢崎線)
・東武動物公園~下今市 東武日光線
・下今市~新藤原 東武鬼怒川線
・新藤原~会津高原尾瀬口 野岩鉄道 会津鬼怒川線
・会津高原尾瀬口~西若松 会津鉄道 会津線
・西若松~会津若松 JR 只見線
少しJR入っていますが3社5線跨いで福島県の会津若松まで続いています。
というわけで今回はこのルートで会津へと向かいました。
浅草 10:00
特急きぬに乗車 10時ちょうどに静かに浅草を発車します。
曳舟~北千住はくねくねしながら走行する。
北千住を出てると私鉄最長の複々線区間が北越谷まで続きます。
各駅停車をごぼう抜きするので爽快!
春日部を出ると車窓が田んぼだらけになる
やがて列車は下今市に到着します。
下今市で一旦降りる。
ここから快速AIZUマウントエクスプレスに乗り換えます。
一気に会津若松まで行きます。しかし切符は途中の会津田島までしか購入していません。
会津田島より先は会津ぐるっとカードで会津を周遊します。
事前にぐるっとカードの引換券をみどりの窓口で購入してその引換券を持って途中の会津田島で引き換えます。
下今市で会津田島駅の駅員さんに電話してぐるっとカードを引き換えてくれないかとお願いをする。
列車が到着すると駅員さんが待っててくれてぐるっとカードと引き換えそのまま列車に戻って会津若松へと向かいます。
AIZUマウントエクスプレスの車内
特急列車と同じようなクロスシートで快適な車内でした。
これで追加料金なしで会津若松まで乗れるのでお得な列車だと思いました。
2017年4月以前は快速・区間快速が走っており快速は特急並みの停車駅で
浅草~日光・鬼怒川を結んでいました。東京から会津まで特急料金なしで乗り継げる時代があったと思うと胸が熱くなります(笑)
列車はどんどんと北上をしていきます。東武鬼怒川線はそれなりに線形が悪かったのですが新藤原から野岩鉄道会津鬼怒川線に入ったときほくほく線のような高規格になります。
会津鬼怒川線の車窓のほとんどはトンネル・鉄橋の連続です。
おそらく野岩鉄道所属の6050系と列車交換をしました。
車窓の景色が良い区間が続き会津高原尾瀬口駅から会津鉄道になります。
会津鉄道線に入るとAIZUマウントエクスプレスは快速運転をし小駅は通過していきます。
やがて会津田島に到着
電化区間はこの会津田島までとなっており先述した快速・区間快速は最長で会津田島までとなっておりました。私が持っていた乗車券は会津田島までとなっており、ここから先は会津ぐるっとカードを使用します。
下今市で事前に連絡しておいたのでわずか2分の停車駅で一旦列車を降りて乗車券・引換券を引き換えて【会津ぐるっとカード】を入手しました。
再び列車に戻り会津線を北上します。会津田島を過ぎるとローカル色が強くなっていき、それに比例するかのように沿線景色も素晴らしくなっていきます。
渓谷が車窓から頻繁に見える
こうした見どころが多い会津線を走行していき終点の会津若松に到着しました。
14:38 会津若松
素晴らしい景色とAIZUマウントエクスプレスの快適さがマッチしてて良い2時間30分でした。
福島県ということでさすがに肌寒く、お腹も空いてるので遅めの昼食をとることにしました。
会津若松駅から10分ほど歩いたところに若松食堂で昼食をとりました。
会津はソースカツ丼が名物らしく堪能させていただきました!
さらにぐるっとカードを提示することで5%引きになります。
お腹をいっぱいになったところでこの後は喜多方に行きます。
しかし磐越西線の本数が想像していたよりも少なかったのでした。
次の列車まで待つと思った矢先、バス停がありバスの時刻表を見ると喜多方行きのバスが数分で来るらしくバスで喜多方に向かうことにしました。
ぐるっとカードは会津若松周辺のバスも有効なので活用しました。
これで早く喜多方に着くと思ったらバスの速度は遅く、途中で乗る予定だった列車よりも遅いのではないかとえきから時刻表と腕時計をにらめっこしていました(笑)
結果的にバスのほうが少し到着が遅くなってしまいました。
冷えた体を暖めるようと春月食堂の喜多方ラーメンを食べる。
これもぐるっとカードで割引してくれました。
ラーメンを食した後、駅で30分くらい待ち、再び会津若松に戻りました。
終バスまで時間があるので近隣の富士の湯でひとっ風呂浴びました。
400円で色々な湯に入れるのでお得感がありました。
この後、漫画喫茶までバスで向かおうと思っていましたが出発時間を漫画喫茶の最寄りバス停の到着時刻と勘違いしてしまいバスがなくなってしまいました…
仕方ないので歩いて4㎞ほどの道のりを歩いて漫画喫茶まで行き宿泊しました。
第2夜に続く
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