最近はいかにお得に路線を乗りつぶせるかを暇な時間に研究してまして、私がよく閲覧するサイトの旅処-たびどこで期間限定のきっぷを調べていたら伊豆満喫フリーきっぷというきっぷを見つけました。
このきっぷは伊豆急行線が乗り降り自由なきっぷになっておりゆったりと伊豆を観光するのも良いのですがきっぷの安さも魅力のひとつで片道通常運賃で伊東~伊豆急下田が1620円かかる伊豆急行線が1700円(現在は1,900円です。)できっぷを販売しているので単純往復でも半額近くお得なきっぷになっていてこれは乗らない手はない!と思い出かけることにしました(笑)
そのついでにもうすぐ引退となる185系の踊り子に乗ったり同じ伊豆を走る伊豆箱根鉄道駿豆線を乗りつぶす計画を立てました。
グリーン料金は100㎞超えると高くなるので100㎞超えない横浜から踊り子に乗ることにしました。
冬の18きっぷシーズンに入ったので横浜までは18きっぷで行きました。
しかしここで毎度お馴染みのピンチがやってきました…
朝の東海道線は本数が少なく、また時間に余裕があったので横浜まで京浜東北使ったほうが早いんじゃね?と思いました。各駅停車とはいえ軽快な速度で横浜まで向かっており、横浜まで余裕余裕♪と思ったとき新子安で2分ほど停車 後ろが遅れてるため運転間隔の調整とのことでした。
まぁ2分くらい大したことはない!
そう思って次の東神奈川の途中で電車は減速しました。
あれ?こんな駅間短かったっけ? その直後「えーただいま京浜東北線、安全確認にのため信号停止しました。お客様のご迷惑おかけしております。」とアナウンスが入り、次第に焦りを感じ始めた。このままだと乗り遅れてしまう…! 焦りと不安で脈がだんだんと早くなっていった。
「安全の確認が取れましたので発車いたします。」そのアナウンスが耳に入り安心するが、電車は発車してすぐまた停止した。東神奈川駅で安全確認をするそうだ。
私の焦りを促すかのように東海道線の列車が軽やかに私の乗っている京浜東北線の電車を追い越してしまった…
焦る私の脳内にぐるぐると言葉が浮かび上がりました。
電車遅延 乗り遅れる 特急券払い戻し不可 代替案を考える 乗車券は無意味…
長々と私の踊り子に乗れないピンチを書きましたが結果的には間に合いました(笑) よかった…!
無事乗車し、検札を終えて少しだけ車内の様子を見に行きました。
月曜平日の朝でグリーン車内の乗客が私含めて2人しかおらず、大船を過ぎると車内は私1人になりました。
そうなると私は、リクライニングシートをMAXまで倒してくつろぎ始めました。
誰もいない車内、ウゥーンと鳴り響く国鉄型の走行音 多くの人を乗せてすれ違う上り電車
それらを堪能して優雅な気分に浸ってました。
軽快な走りする185系の踊り子号は小田原を過ぎ海岸線沿いを走行
私は海側の席だったので海も堪能することができました。
いままで東海道線に何度も乗ってきましたがやはり小田原~熱海間の海岸の車窓は素晴らしいです。
熱海を過ぎ単線の伊東線で運転停車をしながら伊東に到着しました。
踊り子号とはここでおさらばで伊東駅で「伊豆満喫フリーきっぷ」を購入しました。
元東急車の普通電車は海側はクロスシート、山側はロングシートになっています。
海側のクロスシートを独占することができましたが、「伊豆高原より先は後ろの3両を切り離します。」とアナウンスが入って後ろに乗っていたのでやむなく伊豆高原で前に移動してクロスシートが空いてなかったのでロングシートに座りました(T_T)
海を堪能しながら終点の伊豆急下田に到着 特に観光もしないですぐに20分後の折り返し列車に乗車しました。
伊豆急下田駅から2駅先の「稲梓駅」で特急の交換待ちをしました。
この稲梓駅は伊豆急で一番利用者の少ない駅で位置も山間にあるので良い雰囲気の駅でした。
行きでは満足に堪能できなかった海の景色を堪能して温かい日差しのせいかウトウトし始めて居眠りをしてしまい気づいたら伊東についていました(笑)
18きっぷを持っているので途中下車せずにそのまま熱海へと向かい、下り東海道線に乗り換えて三島で伊豆箱根鉄道駿豆線に乗ります。
駿豆線の改札口で1日乗車券である「旅助け」を購入して駿豆線に乗り込みます。
地域密着型ローカル線って感じで駅間も短くトコトコ走りで修善寺まで乗車
修善寺で下車し散策しようと試みましたが、辺りに何もなくて結局 駅でまちぼうけしてました(笑)
ここでもまた185の踊り子にエンカウント 後で気が付いたことなんですが「旅助け」は駿豆線内で※踊り子の自由席が乗車できるらしく後悔しました…
※185系踊り子時代は駿豆線で踊り子の自由席が追加運賃ナシで乗車できました。
再び折り返し修善寺から2駅先の大仁駅で途中下車
この大仁で伊豆牛コロッケが美味しい「ひらい精肉店」があるらしく早速向かってみました!
店に到着しコロッケを注文すると店員のおばちゃんが「ちょっと形崩れてるけどいいかい?」と聞く
別に味に支障がないので私は「いいですよ」と答え324円の5個入りコロッケを購入しました。
精肉店からすぐのとこに立派な大仁橋がありそこからの景色はなんとなく伊豆の雰囲気を醸し出していました(笑)
大仁から再び三島方面へと向かい18きっぷで都内へと帰りました。
国鉄型の185系に引退前に乗れたのは良い経験となりました。まだの人は空いてる今のうちに乗車したほうが良いと思います!
乗りつぶしがメインなのでほとんど観光もせず弾丸な行程なのですが、ゆっくりと観光もしたかったですね
今回で
・伊豆急行完乗
・伊豆箱根鉄道 2/3
小田原から出ている大雄山線と峠にポツンとある十国ケーブル線を残しています。
箱根方面の乗りつぶしが弱いので今度はそっちを攻めてみようと思います!
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